おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
前立腺がんフォーラム(9/23)について
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/09/25(木) 01:49:40 No.4656 [返信]
先日(9/23)の前立腺がんフォーラムですが、
NHK-Eテレで、「TVシンポジウム」として60分枠で放送されると聞いています。
9月中はまだ大きな声で予告は言わないで欲しいと頼まれていましたが、すでにその日にちが書かれてますね(^^)>

すでに書き込みをいただいている通り、ここに書き込みをされている皆さんも、
何人か参加されており、終了後にわざわざご挨拶をいただいた方も居られました。
ありがとうございました。

前立腺がん情報が患者に正しく伝わっていないことを、これまでも機会がある毎に指摘してきたつもりですが、
国立がん研究センターの「がん情報サービス」も、2006年以来一度も更新されない状態が昨年まで続いていたわけですが、
情報伝達そのものの伝達をおろそかにしていたということもあるでしょうが、
そのような古い考え方のほうが、手術好きの先生にとっては都合が良いというのも、
改訂が長らくなされなかった原因の一つだったのではないでしょうか。
治療法の選択の物差しが、病期中心からリスク分類中心へ移行した今日の眼からみれば、
改訂後の「がん情報サービス」も、手術優先の内容は影を潜めましたが、当たり障りのない最小限のものであり、
依然として古い概念の産物と言わざるを得ません。

シンポジウムで強調されたのは、次のような内容だと思います。

・前立腺がんの治療法を決めるのは生存率より非再発率。
・キャンサーフリーを目指すなら初回治療が大切。
・病期だけじゃなくリスク分類を重視すべき。
・限局がんと診断されても、実際はそうとは限らず、リスクが高いほど、浸潤がんである可能性が大きくなる。
・前立腺がんの手術では、その構造上(直腸、膀胱、尿道括約筋、神経血管束などと接している)大きく切り取ることが
 難しいので、浸潤がんの場合には、手術より、ややはみ出して照射できる放射線治療のほうが有利となる。
・高リスクでは、同じ放射線治療でも、IMRTより「小線源療法+外照射」のほうが照射線量で優れている。
・患者は目の前の専門医の意見に流されやすい・・・セカンドオピニオンは必須。
・今年は3つの新薬が承認され、ドセタキセル以外にも希望の光が見えて来た。

このような考え方は、ここの掲示板を見ていただいている人はすでにご存じだろうと思いますが、
「がん情報サービス」には、ほとんど書かれていないことばかり。
...(続きを読む)
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -