おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
がん情報サービス「前立腺がん」について
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/12(火) 23:11:05 No.3839 [返信]
がん情報サービスの歴史というと大げさですが、なぜこのような「役立たず」となってしまったについて、その経緯をざっとまとめてみました。

●2005年のがん患者大集会で「がん難民を無くしたい」と共に「がん情報センターの設立」も要望として浮上した。

●独立した「がん情報センター」の元、専門医の意見を集約したがん情報サイトを立ちあげるのが理想的だが、厚労省はその役目を国立がん研究センターという「一医療機関」に委ねた。

●国立がん研究センターが「がん情報サービス」が立ち上げたのは2006年の秋であり、その「前立腺がん」部分をまとめたのは、国立がん研究センター泌尿器科の古典的(手術好き)な考え方の外科医だった。

●「前立腺がん診療ガイドライン」もまだこの時存在しなかったが、その後まもなく日本泌尿器科学会により出版された。

●双方に関連性はなく矛盾もあったが、誰も天下の国立がん研究センターの方針に口をはさまなかったし、こうした患者向け情報の内容をチェックし意見を述べようとする専門医もその後ずっと現れなかった。

●すでに当時から海外のガイドラインは大幅に進化していたが、年と共にその遅れが極端になってきた。

●その間「ひげの父さん」としては、各種ガイドラインを参考とした「前立腺がんガイドブック」を立ちあげると共に、がん情報サービスの内容には要注意という警告を発し続けてきたつもりです。

●2012年にようやく「前立腺がん診療ガイドライン」が改訂され、ほとんど更新されない「がん情報サービス」の貧弱さが一層目立つようになっていた。

●2013年から、セミナー等でもがん情報サービスの内容について、具体的に問題点を指摘するようになった。(計4回)

●前立腺がんの専門医でもある某大物ドクターに、メールにてこれらの内容を伝え、善処を要望。国立がん研究センターにそれを転送していただいた。

●2013年11月8日、がん情報サービスの内容が大幅に改訂された。しかし、まだ国立がん研究センターという「一医療機関」の視点は払拭されていない部分が残っています。

がん情報サービスのどこが不具合なのか、その要点を解説したスライドがこれですね。

3839

処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -