おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
RE:おはよう御座います
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/07/08(月) 17:00:39 No.3515 [返信]
紫陽花さん

う~ん、残念でした ね。
UFTは一応前立腺がんでも使えるというこにはなっていますが、効きめについてはあまり詳しい資料がなく、
なんとか効いてくれれば良いと願っていたんですがねぇ・・・。
すでにかなり多くの事を試しておられるので、いまさらという気がしないでもないのですが、
薬物療法で良く使われる薬を、他の方への参考という意味もあるので、ちょっと復習してみたいと思います。

薬物的去勢のベースとなるのは、これまではリュープリン(orゾラデックス)でしたが、
現在は、これに加えて新薬ゴナックスが用いられるようになりました。
効果のほどはこのゴナックスのほうが優れているという報告もありますが、
リュープリン(orゾラデックス)で抵抗性を示した場合、ゴナックスに代えてみて効果があるかどうかは
良く判っていないのが現状ですが、トライしてみる手はあるかも知れません。

これらと並行して抗男性ホルモン薬が用いられることが多いのですが、カソデックスから始まって、
効果がなくなるたびに、オダイン、プロスタールと薬の種類を変えることが多いですね。(交替療法)
抗男性ホルモン薬を中止するだけで、PSAが下がる場合もあります。(アンチアンドロゲン除去症候群)

あとの順序は必ずしも決まっているわけではありませんが、
・エストラサイト(抗がん剤:ナイトロジェンマスタードと女性ホルモン:エストラジオールの複合薬)
・プロセキソール(女性ホルモン剤)
・タキソテール(抗がん剤、プレドニンと併用で用いることが多い)
などが行われます。デキサメタゾンなどのステロイドが用いられる場合もあります。

これらと並行して考えなければならないのが、骨転移への対処です。
普通はゾメタですが、近頃はランマークが使われることも増えてきました。
転移個所がすくなければ、放射線治療(外部照射)が良いのですが、
多発転移に対しては、メタストロン注(ストロンチウム89)が用いられる場合もあります。
(参考:メタストロン注実施医療機関 http://www.nmp.co.jp/CGI/public/meta/top.cgi

まだ試みていない治療法が、上記の中に残っているのではないでしょうか。
...(続きを読む)
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -