おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
「前立腺がん」の冊子(がん情報サービス)
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2012/05/01(火) 00:02:09 No.2784 [返信]
がん情報サービス(http://ganjoho.jp/public/index.html)のTOPページ(更新情報)に
”2012年04月26日 「前立腺がん」の冊子を更新しました”
とあったので、冊子のどこが更新されたのか、手元の冊子と比較してみました。
改訂されたのは、以前は「前立腺がんの病期分類」のT2の亜分類がT2a、T2bだけだったのが、
T2a、T2b、T2cの3つに分けられたことでした。
実際には、もう何年も前から、この分類が適応されており、改訂そのものは歓迎すべきことですが、
生じきなところは「何をいまさら」という気分です。
同じ修正するなら、がん情報サービスのHPも修正すれば良いのに、こちらはまだ古いまま。
ちょっと悲しいですね。

「前立腺がん治療ガイドブック」
http://hige103.main.jp/soulful-world/guidebook/sheet001.htm
でも、何年も前からこの不統一と不具合については訴えていました。
ここでも、再度引用しておきます。

<small>
我国のTNM分類は、新しい(2002年版)UICC(国際対癌連合)分類と、
古い(1997年版)UICC分類に準じる「前立腺癌取扱い規約(第3版3)」の
2種類がまかり通っており、実に複雑怪奇な様相を呈しています。
我国の前立腺がんの解説書の多くは、2002年版UICC分類を採用し、
T2の亜分類を、T2a、T2b、T2c の3種類としている一方、
公的ながん情報サイト「がん情報サービス」の分類は
「前立腺癌取扱い規約(第3版3)」に倣い、T2の亜分類は、
T2a(片葉に及ぶ),T2b(両葉に及ぶ)の2種類となっています。
NCCN(National Cancer Comprehension Network)では、病期(ステージ)T2b以上を
ハイリスク状態と規定していますが、 これは新しい(2002年版)UICC分類ゆえ、
がんが「前立腺の片葉の過半に及ぶ」状態のことを差すですが、
「がん情報サービス」では、T2bはがんが「両葉に及ぶ」という意味になってしまいます。
どうしてこんなややこしいことになっているんでしょう!
こうした食い違いは患者にとってははなはだ迷惑であり、
患者のみならず医療者間でも誤解が生じかねないのではないでしょうか。</small>
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -