>皮膜内に留まっているBレベルならば、GSが低分化がんあるいはPSAが高値(3桁)であろうとも、
>治療方法は全摘及び放射線共に可であると解釈してよろしいのでしょうか。
広く解釈すればそういうことになります。
ただ、「前立腺がん診療ガイドライン2006」には、全摘の場合、再発を来たしにくい条件が書かれています。
PSA<10、GS<7、T2b(B2)以下、これらの3条件をすべて満たしている場合です。(団塊世代さんの場合はこれに相当します)
ただ、これらの条件を満たしていなくとも、「全摘の適応は否定しない」となっています。
ステージB2以下であれば(時にはCであっても)手術を行っているケースが多いというのが、我国の現状です。
放射線治療はこうした再発リスクの低いがんにも、もう少し再発リスクの高いがんにも適応されます。
いずれの方法でも治る確率の高い時にどちらを選択するか・・・団塊世代さんが決断しなければならないのはここでしょうね。
「がん情報サービス」の”前立腺がん”を久しぶりに覗いてみたら、以前にはなかった上の説明(全摘の理想条件)が書き加えられており、T3の第二選択肢として上がっていた「全摘」がいつの間にか消されています。
ひげの父さんの<前立腺がん治療ガイドブック>では、実は4年以上前からこれに近い考え方(NCCNのガイドライン)を紹介しており、
外科医の優位がなかなか埋まらない日本の現状に半ばあきらめ気分だったんですが・・・ほんの少しずつですが、欧米の考え方に近づきつつあるようです。
よろしければこちらも読んでみてください。
<前立腺がん治療ガイドブック> もしもあなたが ”前立腺がん”を告げられたら
http://www2.odn.ne.jp/~cap87090/cancer/theraphy/sheet000.htm
>治療方法は全摘及び放射線共に可であると解釈してよろしいのでしょうか。
広く解釈すればそういうことになります。
ただ、「前立腺がん診療ガイドライン2006」には、全摘の場合、再発を来たしにくい条件が書かれています。
PSA<10、GS<7、T2b(B2)以下、これらの3条件をすべて満たしている場合です。(団塊世代さんの場合はこれに相当します)
ただ、これらの条件を満たしていなくとも、「全摘の適応は否定しない」となっています。
ステージB2以下であれば(時にはCであっても)手術を行っているケースが多いというのが、我国の現状です。
放射線治療はこうした再発リスクの低いがんにも、もう少し再発リスクの高いがんにも適応されます。
いずれの方法でも治る確率の高い時にどちらを選択するか・・・団塊世代さんが決断しなければならないのはここでしょうね。
「がん情報サービス」の”前立腺がん”を久しぶりに覗いてみたら、以前にはなかった上の説明(全摘の理想条件)が書き加えられており、T3の第二選択肢として上がっていた「全摘」がいつの間にか消されています。
ひげの父さんの<前立腺がん治療ガイドブック>では、実は4年以上前からこれに近い考え方(NCCNのガイドライン)を紹介しており、
外科医の優位がなかなか埋まらない日本の現状に半ばあきらめ気分だったんですが・・・ほんの少しずつですが、欧米の考え方に近づきつつあるようです。
よろしければこちらも読んでみてください。
<前立腺がん治療ガイドブック> もしもあなたが ”前立腺がん”を告げられたら
http://www2.odn.ne.jp/~cap87090/cancer/theraphy/sheet000.htm