羊毛さんの 6月16日の投稿で紹介された高線量で前立腺の中から照射する小線源治療:がんナビを読みました。
日本放射線腫瘍学会第32回学術大会のシンポジウム「前立腺癌各種治療法の特徴」での吉岡靖生氏の講演内容の紹介記事は興味深いものでした。
なかであげられている「日本の15施設3000人を超える前立腺がんのデータでも、後ろ向き解析の結果、中・高リスクの患者が多い対象において、HDR+外部照射によって、10年間のPSA制御率は81.4%、10年生存率は85.6%と報告された(Ishiyama H, et al. Brachytherapy 2017;16:503-510)」に関しては既にサイトでHDRの全国的な治療成績と題して記事を書いていました。論文では「16のアジアの病院で3424人」と書かれていてfull text は有料なので日本の病院はどの程度なのか分からなかったですが、講演から15病院ということのようです。
「日本の5施設524人を対象とした後ろ向き解析データによると、観察期間中央値6年において、5年間のPSA制御率は低リスクでは95%、中リスクは94%、高リスクは89%と良好な成績だった(Yoshioka Y, et al. Int J Radiat Oncol Biol Phys 2017; 97: 952-961)」と書かれていた論文を検索し、紹介記事をサイトに書きました。
http://flot.blue.coocan.jp/cure/memo/HDR-mono.html
比較表に追記しました。
日本放射線腫瘍学会第32回学術大会のシンポジウム「前立腺癌各種治療法の特徴」での吉岡靖生氏の講演内容の紹介記事は興味深いものでした。
なかであげられている「日本の15施設3000人を超える前立腺がんのデータでも、後ろ向き解析の結果、中・高リスクの患者が多い対象において、HDR+外部照射によって、10年間のPSA制御率は81.4%、10年生存率は85.6%と報告された(Ishiyama H, et al. Brachytherapy 2017;16:503-510)」に関しては既にサイトでHDRの全国的な治療成績と題して記事を書いていました。論文では「16のアジアの病院で3424人」と書かれていてfull text は有料なので日本の病院はどの程度なのか分からなかったですが、講演から15病院ということのようです。
「日本の5施設524人を対象とした後ろ向き解析データによると、観察期間中央値6年において、5年間のPSA制御率は低リスクでは95%、中リスクは94%、高リスクは89%と良好な成績だった(Yoshioka Y, et al. Int J Radiat Oncol Biol Phys 2017; 97: 952-961)」と書かれていた論文を検索し、紹介記事をサイトに書きました。
http://flot.blue.coocan.jp/cure/memo/HDR-mono.html
比較表に追記しました。