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Re: お尋ね致します。
投稿者: 投稿日:2020/06/05(金) 14:13:26 No.12070 [返信]
この投稿は同じ表題ですが、Ted さんの6月 4日の投稿に対する返信です。

アリスさんの5月25日の投稿を読み、少し調べました。
その結果はあまり思わしくないものでしたので投稿するのは控えました。ただ、今回Ted さんの投稿もあり、折角調べたので書いてみます。
見出したページは以下の2つ。

1. https://ucc.or.jp/2019/05/11185
2. http://www.yamaguchi-endocrine.org/pdf/fujimura_201804.pdf

1.はあるクリニックのCRPC患者に対する自費治療の3つの内のひとつとしてあげられているものです。2つ目はこの掲示板での禁止事項である免疫療法であり、3つ目はドイツで行うPSMA治療です。
もちろん、このクリニックの治療を勧めているわけではなく、前立腺がんに対するトレミフェンによる治療が免疫治療と同列な自費治療であることを示すためのリンクです。

日本医科大学の勝俣氏が共著として最近だした最高のがん治療 のP.20にはこう書かれています。


保険が適用される治療法(「標準治療」と呼ばれる治療法)こそ、最高の治療法である。

もちろん、アリス さんは別に標準治療の情報を求めていたわけではないということは承知しています。ただ、現状の日本での扱いは上記クリニックが典型かと思った次第です。

明確な効果がいままで発表されていなかったのが実情でしょう。

2.は自治医科大学 腎泌尿器外科学講座 教授の藤村哲也氏を筆頭著者とする論文です。

今までの研究を一覧表としてあげて最後に「我々は前立腺癌にはアンドロゲン・エストロゲンシグナルが重要な役割を担っているので、通常のアンドロゲン遮断療法に SERMs (エストロゲン受容体作動物質(Selective ER Modulators))を上乗せすればアンドロゲン遮断療法の耐久性が長くなるのではという仮説を立てて行ったRCTの論文が載っています。

論文は次のとおり。
選択的エストロゲン受容体モジュレーターであるトレミフェンは、骨転移性前立腺癌における生化学的再発を大幅に改善:無作為化対照第II相試験
第II相試験の少人数、計15人を対象としたものであり、フェーズ3が実施中かどうか調べてはいません。

このRCTは良好な結果 1) を示していても肺に転移しているアリスさんの御父上には直接は関係しないものです。

以上のことからトレミフェン での治療を受けている人はほとんどいないと思われます。従って私が検索して確認したようにごろうさんの掲示板で投稿はなかったのは頷けます。
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