奈良県立医科大学泌尿器科の中井靖氏を筆頭著者とする論文、Jpn J Clin Oncol. 2020 Jan 24;50(1):58-65を読みました。
小線源単独治療を受けた256人を対象とした論文です。
PSAバウンスは好ましい予後因子であることとテストステロンレベルはPSAバウンスでより高かったことをいっている論文です。
テストステロン濃度の上昇は、PSAバウンスの原因である可能性があると書かれています。
スイスの病院においても同様な論文が発表されていて、これは奈良より多人数を対象としています。Daniel S Engeler 氏を筆頭著者とする論文です。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26100965/
PSAバウンスの定義は中井氏の論文と同じです。
中井氏の論文
PSA bounce was defined as 0.2 ng/ml increase above the interval PSA nadir, followed by a decrease to nadir or below.
Daniel氏の論文
Cases of PSA bounce were defined as a rise of at least 0.2 ng/ml above the initial PSA nadir with a subsequent decline to or below the initial nadir without treatment.
Daniel氏の論文にはバウンスしたの患者の16.5%は、PSA再発とみなされる値を超えた一過性のPSA上昇があったというのは少し驚きでした。
Ted さんの作られた小線源単独リストに載っている25人(hiro さんをいれて26人かな)のうち、何人がPSAバウンスとなられたか興味あるところです。
小線源単独治療を受けた256人を対象とした論文です。
PSAバウンスは好ましい予後因子であることとテストステロンレベルはPSAバウンスでより高かったことをいっている論文です。
テストステロン濃度の上昇は、PSAバウンスの原因である可能性があると書かれています。
スイスの病院においても同様な論文が発表されていて、これは奈良より多人数を対象としています。Daniel S Engeler 氏を筆頭著者とする論文です。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26100965/
PSAバウンスの定義は中井氏の論文と同じです。
中井氏の論文
PSA bounce was defined as 0.2 ng/ml increase above the interval PSA nadir, followed by a decrease to nadir or below.
Daniel氏の論文
Cases of PSA bounce were defined as a rise of at least 0.2 ng/ml above the initial PSA nadir with a subsequent decline to or below the initial nadir without treatment.
Daniel氏の論文にはバウンスしたの患者の16.5%は、PSA再発とみなされる値を超えた一過性のPSA上昇があったというのは少し驚きでした。
Ted さんの作られた小線源単独リストに載っている25人(hiro さんをいれて26人かな)のうち、何人がPSAバウンスとなられたか興味あるところです。