おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
masa さん
投稿者: 投稿日:2019/12/28(土) 20:59:05 Home No.11762 [返信]
はじめまして 私は5年前IMRTで治療した眞といいます。治療の簡単な経緯はブログの以下のページに書いています。
http://inves.seesaa.net/article/431910328.html

ブログ及びサイトに調べたことを投稿しています。掲示板にもかなりの数の投稿があります。
とはいっても医学関係者でもなく、大学で学んだことも医学の領域からは遠く離れたものです。
そのことをお含みおきいただき以下に書くことを読んでください。

アボルブについて
アボルブについては過去いくつか投稿があり、私も投稿しています。
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=10308

この投稿のなかで添付文書を引用しています。

「本剤は、前立腺癌の存在下であっても、投与6ヵ月後にPSA値を約50%減少させる。したがって、本剤を6ヵ月以上投与している患者のPSA値を評価する際には、測定値を2倍した値を目安として基準値と比較すること。」
直近 2019年11月:4.95 とのことですので、2倍するとPSA 10近い状況かと思います。

監視療法 につて
監視療法についてmasa さんは「監視療法の通常の条件を超える点もあり(18本中4本 両側に前立腺癌が検出)」と書かれています。
確かに前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版P.103 の「表 各国の監視療法に関する前向き試験での患者選択基準」をみても 陽性コア数 ≦ 2 ですので、そのとおりだと思います。
このことと上記のPSAの値を考慮するとどちらかというと監視療法の対象ではないと思います。

治療法の選択
放射線治療だとするとIMRTか小線源かということで迷われているとのことですが、「ここ数年は頻尿、尿意切迫、夜間頻尿等の排尿障害の症状が強くなる」ということなので放射線治療後、尿路障害の大きいのは小線源治療ですので 1) 、それを避けるにはIMRTがより適しているのではないかと思います。

ただし、医師によっては適切な治療を行えば、とくに問題ないのかもしれません。
S医科大記者会見説明要旨の次の記述を参照してください。
「O医師が診察したところ、原告Bの排尿障害は重篤であり、このまま小線源治療を実施すると、場合によれば尿閉を生じる恐れがあることが判りました。そこで、O医師は、排尿障害に対する治療を行い、改善を示した後、小線源治療を実施しました。」

もうO医師の治療を受けることはできませんので、小線源治療を希望ということならば、羊毛さんが受けられたS大KT病院でセカンドオピニオンをきくということがいいかもしれません。

私の経験
...(続きを読む)


……2020/01/01に追記
2) 日本泌尿器科学会雑誌第103巻第6号 限局性および局所進行性前立腺癌に対する強度変調放射線治療(IMRT)の初期成績にこう書かれている。

NCICTCAE version 4 に よ る 有 害 事 象 は 32 例(60.4%)に認めた.累計 49 の有害事象の詳細を Table 2 に示す.尿路症状が 47(95.9%)と最多でいずれもGrade2 までであった.全例改善を認めた.薬剤は全例尿路症状に対して計 18 例(56.3%)で併用された.症状出現までの期間は IMRT 開始後 1~4 カ月(中央値 1 カ月),症状消失までの期間は症状出現から 1~14 カ月(中央値 2 カ月)であった.

処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -