ジャズ奏者のEric Dolphy は死の27日前に録音されたアルバムLast Dateの終わりにこういっています。
When you hear music, after it's over, it's gone in the air. You can never capture it again.
LPでこの言葉をきいたとき、それは即興の音楽だけではなく書かれた音楽にもいえることだと思いました。録音されたものは、その場所、その時間の音楽でないからです。
とはいってもドルフィーのライブ盤『アット・ザ・ファイブスポット』を愛聴していました。
ちゅた さんの2019年11月26日 (火)のブログ記事を読み、ドルフィーの言葉を思い起こしました。
http://shibac.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-ba467d.html
こう書かれています。(一部抜粋引用)
2005年から続いてきたO先生の小線源治療。
本日ついに最後の手術の日となりました。
1,238名の治療が終了、O先生の小線源治療は今日をもって世の中から消えます。
<本日のO先生のお言葉>
なすべきことをして黙って去っていく
それが教えであり 法であり 真理だ
1,238名という数字は患者会で共有している数字だろうか。
諸事情はあったにせよ、残念ながら5年間の寄附講座の間に一人も後継者を育てることはありませんでした。