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朝日新聞 出河記者の記事
投稿者: 投稿日:2019/11/24(日) 09:42:55 Home No.11650 [返信]

S医科大に関しては3人のジャーナリストが継続的においかけています。その記事へのリンクは以下のブログ記事に書きました。
http://inves.seesaa.net/article/467593561.html

民事訴訟もいよいよ最終局面となったこの時期、3者の記事をみてみました。
裁判の状況についての記事はさておき、朝日新聞 出河記者の患者同意なくカルテを示すについて少し書きます。
病院側のとった行動が問題であるとの記事ですが、以下の記述に着目しました。

小線源治療で合併症が発生した可能性があると考えられた20症例(21事例)のカルテのコピーを16人の外部委員の医師に送り、評価を依頼した。直腸出血や血尿などが起きた13事例が、濃厚な処置や治療を必要とする「重篤な合併症」と判断されたという。

評価を担当した外部の医師の一人の意見として「重篤な合併症が本当に13例もあったのか疑問だ。外部委員が集まって一つひとつの事例を検討、議論していないから真偽を確かめようがない」という記述がある。さらにO医師の「「重篤な合併症」は13例のうち1例だったと反論する文書をまとめ、今月初めに田中医療安全管理部長に送った。」という記載。

13という数は別として医師によりカルテをみて「重篤な合併症」と判断するのに違いがあることに驚きました。

論文に書かれている以下の数も医師によって異なるかもしれない。

None of the patients experienced grade > 3 acute or late toxicity.
グレード> 3の急性または後期毒性を経験した患者はいなかった。

ただし、前段でgrade 2の患者の数と%をいっているので、この「grade > 3」は「grade ≧ 3」の間違いだろう。ただし、grade  3 の患者はいて、ふれず、霞が関文学のようにあえて「grade > 3」はいなかったと書いたのかもしれない。

----以下2019/11/25に追記
記事中ひとつ疑問になった記述があったので追記します。その箇所を引用します。
なお、記事は有料記事ということですが、私は無料会員になっていますので、1日1本まで有料記事を読むことができます。

O医師は一緒に小線源治療を行ってきた放射線科医のカルテ記載などをもとに、「重篤な合併症」は13例のうち1例だったと反論する文書をまとめ、今月初めに田中医療安全管理部長に送った。

なぜ、放射線科医のカルテ記載を参照したのでしょうか。ご自身のカルテ記載から反論文をまとめたらよかったのではないか、該当患者の合併症が起きてからのカルテはアクセスできない事情があったのかという疑問です。

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