日本での学会発表はその内容が必ずしも一般に公開されていませんので、SBRT治療後のPSA低下について少し検索してみました。
以下の二つの論文をみいだしました。
1 Pract Radiat Oncol. 2016 Jul-Aug;6(4):268-75.
2 Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2019 Jul 2. pii: S0360-3016(19)33427-3.
1 は低リスク、中間リスクに関して従来の分割のIMRTとHDR、SBRTを比較したものです。
こう書かれています。
nPSA:PSA nadir
「SBRTまたはHDRで治療された患者の大幅に多くが、IMRTで治療された患者と比較して0.5 ng / mL未満の nPSAを達成しました。」
2 は 5つの病院のSBRTのみで治療された1062人の患者に対する分析です。こう書かれています。
「nPSAの中央値は0.2 ng / ml、nPSAへの中央値は40ヶ月、患者の84%はnPSA <0.5 ng / ml、患者の54%はnPSA <0.2 ng / mlでした。」
さらに結論は以下の記述
「長期フォローアップ患者のこの多施設コホートでは、SBRTが低nPSAにつながることがわかりました。同様に、nPSAの低下は、生化学的障害の発生率の低下、および生化学的障害までの期間の延長に関連しています。治療の数年後、患者の4分の1で良性のPSAバウンスが発生しました。」
SBRTがIMRTより低いnPSA に達するようだ。
私はというとIMRT前のホルモン治療を受けているので、nPSA は0.006であり、昨今のPSAが0.2前後で安定しているのはそれはそれでよしとしなければいけないだろう。
以下の二つの論文をみいだしました。
1 Pract Radiat Oncol. 2016 Jul-Aug;6(4):268-75.
2 Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2019 Jul 2. pii: S0360-3016(19)33427-3.
1 は低リスク、中間リスクに関して従来の分割のIMRTとHDR、SBRTを比較したものです。
こう書かれています。
nPSA:PSA nadir
「SBRTまたはHDRで治療された患者の大幅に多くが、IMRTで治療された患者と比較して0.5 ng / mL未満の nPSAを達成しました。」
2 は 5つの病院のSBRTのみで治療された1062人の患者に対する分析です。こう書かれています。
「nPSAの中央値は0.2 ng / ml、nPSAへの中央値は40ヶ月、患者の84%はnPSA <0.5 ng / ml、患者の54%はnPSA <0.2 ng / mlでした。」
さらに結論は以下の記述
「長期フォローアップ患者のこの多施設コホートでは、SBRTが低nPSAにつながることがわかりました。同様に、nPSAの低下は、生化学的障害の発生率の低下、および生化学的障害までの期間の延長に関連しています。治療の数年後、患者の4分の1で良性のPSAバウンスが発生しました。」
SBRTがIMRTより低いnPSA に達するようだ。
私はというとIMRT前のホルモン治療を受けているので、nPSA は0.006であり、昨今のPSAが0.2前後で安定しているのはそれはそれでよしとしなければいけないだろう。