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藤野邦夫『後悔のない前立腺がん治療』 読みました
投稿者: 投稿日:2019/08/15(木) 20:21:26 Home No.11364 [返信]
7月11日の投稿で藤野邦夫氏の新刊『後悔のない前立腺がん治療』が出版されたことを書きました。

いつもいっている図書館に新刊リクエストをし、購入されたので、借り出し早速読み、ブログに書きました。

http://inves.seesaa.net/article/468684953.html
http://inves.seesaa.net/article/468758071.html
http://inves.seesaa.net/article/468877198.html

かつて「論文・詳細スレッド」に藤野邦夫『前立腺ガン 最善医療のすすめ』とStone氏の講演の類似と題して書いたことは文章はですますになっていても同じで臨床試験番号のマチガイもそのままで改訂はされていませんでした。

もちろん、藤野氏は医学書ではなく、一般書なので、厳密に扱う必要はないですが、RTOGの番号を間違え、論文のStone氏の講演の説明と同じ解釈で本に書き(コピペといってもいいかと)そのことにがっかりしたので、掲示板にも投稿しました。
改めてそれは修正されているかあるいは変更されて別の論文で書き直しているかしらと思って最初に確認したのですが、旧著のままでした。
今回は前のようには残念と思いませんでした。翻訳をよくされている藤野さんの文章創作のネタを探して指摘するのはあまり意味ないということを改めて思いました。

animo さんが2016年 4月 4日の投稿に書かれている以下の希望は叶えられることはありませんでした。

「この著書も小線源を受けられる、受けようとする方の大事なバイブル書に近い一つでありますことからご迷惑をお掛けしております。そしてその経過としまして眞さんはこの書が大切である事を願っておられるお一人でもいらっしゃるのでしょう。その思いが先方様にも伝わり補足、補充において改善があればいいですね。」

今回の著書では「トリモダリティ実施施設」という30病院の一覧表で掲載されています。
藤野氏独特のリスク分類の「高リスク群A PSAが20以上で、グリソンが8以上」の患者に対してあげられている病院30すべてが対応しているかどうかは分かりません。

前著では「現状では、トリモダリティは高リスク群Aにたいするもっとも確実とされる治療法だが、実施している施設は多くない。高リスク群Aの患者は情報を集めて、トリモダリティの実績をつんだ高い技術をもつ病院を捜さなければならない。」としか書かれていないことから一歩以上の前進だろう。
なお、S医科大はこの一覧には掲載されていません。

今回の著書では「前立腺は動く臓器なので位置決めしていても外部照射では逸れる可能性が高い」という記述は削除されていてそのことはよかったと思っています。


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