おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
小線源治療における下部尿路症状
投稿者: 投稿日:2019/03/19(火) 10:12:52 No.10860 [返信]
羊毛 さんは3月19日の投稿でこう書かれています。
「小線源の副作用ですが、1年かかったとしても副作用が治るのであれば甘受しようかと考えています。」

徳島大学の森英恭氏を筆頭著者とする論文PubMed)のResults にはこう書かれています。

「IPSS重症度カテゴリーのうち、軽度重症度グループは種子移植前の全患者の半数以上で構成されていたが、この比率は移植後1ヶ月で20%未満に低下した(図1)。症状の重症度は治療後1ヶ月で最悪であり、3年以上後に治療前のレベルにほぼ回復しました。」

Discussion の冒頭では次のように書かれています。

「小線源治療を選択する患者は、手技の低侵襲性、有利な効力維持率、より短い入院期間、およびより低い尿失禁のリスクに魅了されています。しかし、LUTSは小線源治療後の男性にとって大きな合併症の1つです。ほとんどの男性は、小線源治療後に排尿パターンに少なくともいくらかの変化を経験するでしょう。
これは、泌尿器機能の恒久的な変化が放射線注入によって起こることを示唆しています。線源の着床は慢性的な炎症を引き起こす可能性があり、それはより高いIPSSおよびより大きな前立腺容積と有意に関連すると報告されています。」

LUTS:Lower urinary tract symptoms 下部尿路症状 1)

論文の表題は「限局性前立腺癌に対する恒久的125 I 近接照射療法後の長期排尿障害の予測因子」ということで排尿障害の予測因子を論じたものですが、その詳細の紹介はここではしません。

どのような治療法に利点と不利益があります。もちろん人によりところ大ですが、治療前に副作用をしっておくことも大事かと思います。


1) 前立腺肥大症・男性下部尿路症状|東京大学医学部泌尿器科学教室には以下のように書かれています。

1. 男性下部尿路症状とは?

下部尿路症状とは膀胱に尿をためる(蓄尿)、尿を排出する(排尿)行為が円滑にできなくなっている症状のことです。尿を貯めて出すという自然な生理現象が加齢とともに不自然な状態となり、トイレが近い、尿の勢いが弱い、残尿感がある、夜間にトイレに起きるようになった、などの自覚症状があらわれるようになります。
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -