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ホルモン治療と認知症の関係
投稿者: 投稿日:2018/11/04(日) 07:19:17 No.10541 [返信]
アンドロゲン除去療法(ADT)と認知機能障害(アルツハイマー病を含む)との関連にはいろいろ研究されています。調べた範囲では決定的な結論がでているとはいえないという状況のようです。

英語の論文ですが、Google Chrome をダウンロードし、Google翻訳していただければ、概ね分るかと思いますが、引用します。

1.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27737437


患者の同意の必要性を放棄したスタンフォードヒューマンテスト研究機関審査委員会の承認を受けたスタンフォード大学保健システム(1994-2013)のデータを使用しての研究です。

ADTを受けた男性1826人(19.7%)を含め、前立腺癌患者9272人で構成されていた。
ADTと認知症リスクの間に統計的に有意な関連がみられた。
感度分析では、アルツハイマー病患者を除外した場合の結果は同等であった。
ADTを受けた患者のうち、認知症発症リスクが絶対的に高いのは、5年間で4.4%
(ADTを受けた患者の7.9%、ADTを受けていない患者の3.5%)であった。
ADTの期間によって階層化された分析では、少なくとも12ヶ月のADT使用を有する
個体は、認知症のリスクが最も高かった。

2.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27870566

英国のClinical Practice Research Datalinkを使用して、1988年4月1日から2015年4月30日の間に非転移性前立腺癌と新たに診断された30,903人の男性が対象

ADTの使用は、非使用と比較して、痴呆リスクの増加と関連していなかった。
二次解析では、累積使用期間とADTの単独型は認知症のリスク上昇と関連していた。

結論
この母集団ベースの研究では、ADTの使用は、認知症のリスク増加と関連していなかった。
これらの知見を確認するには、別の設定で追加の研究が必要です。

1.は関係しているという結論ですが、2.はそうではないです。人数は2.のほうが多いです。
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