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nanakoさま
投稿者:SANZOKU 投稿日:2018/04/20(金) 09:28:31 No.9947 [返信]
 以前講演で京都大学の溝脇先生が仰っていたことですが、
照射線量を高めるほど治療効果は高まるが、
逆に副作用は強くなる。
従って副作用が看過できる範囲で照射線量を最大にするというのが
照射線量を決める手立てです。

 従って、この範囲に収めるように照射するので、
ご心配の状態に至る確率は多くない筈です。
適切な例か異論はあるでしょうが、手術で麻酔するとき、
その副作用として稀ではあるが死に至る可能性もあるという承諾書を書くのと似ています。
もちろん、放射線障害はそこまで稀な例ではありませんが。

 以上のことから分かるように、
根治することと副作用はトレードオフの関係になっているのです。
従って、その部分は人為的に決まるので、医療機関によって異なる部分です。
もちろん極端に異なる訳ではありません。
従ってお受けになる医療機関の治療実績を伺うのが早道です。
先ず症例がある程度多いこと。
10年非再発率がどれ程であるか。
そして後遺障害がどのような分布になっているか。

有害障害は以下のように分類されています。

*有害事象のグレード
 Grade 1 軽症 症状がないまたは軽度の症状がある。臨床所見または検査所見のみ。
      治療を要さない。
 Grade 2 中等症 最小限局所的非侵襲的治療を要する。
      年齢相応の身の回り以外の日常生活動作の制限。
 Grade 3 重症または医学的に重大であるが、ただちに生命を脅かすものではない。
      入院または入院期間の延長を要する。活動不能、動作不能。
      身の回りの日常生活動作の制限。
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