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RE:高リスク前立腺癌に対する手術が増えて来た
投稿者:SANZOKU 投稿日:2018/02/27(火) 10:07:56 No.9725 [返信]
daiさん。

 この記事は高リスク前立腺癌にロボット手術を勧めるものです。
しかし、そもそも高リスク前立腺癌の治療において、
ロボットでなくとも手術は、
外部照射+ホルモン治療に劣っていたのでしょうか?
2016年に出された前立腺癌治療成績研究グループが出した、
高リスク前立腺癌の治療成績のグラフを参照すると分かりますが、
Surgery(手術)がEBRT(外部照射) and ADT(ホルモン治療)に比較して劣位にあるとは言えません。
http://www.nmp.co.jp/seed/pcrsg/pdf/pcrsg.pdf

 しかしEBRT,Seeds(小線源),and ADT、Seeds and EBRTと比較すれば
明らかな劣位が見られます。
つまり元々同等か優位にあった手術を、この記事ではわざわざロボット手術に置き換え、
ロボット手術の優位さを主張しているように思えます。
ところが同じ放射線でもEBRT,Seeds,and ADT、Seeds and EBRTに比較すれば
はるかに劣るものです。
放射線と称してEBRT and ADTのみを取り上げ、
Seeds and EBRTなどを無視しているのは恣意的ですね。
グラフでは手術は10年を越えて未だ下がり続けていますが、
この後40%を割って、どこまで下がり続けるのでしょうね?

 手術の長所に挙げられている内容も、これまで手術で散々言われてきた内容で、
今さら突っ込む必要もないと思うのでここまでとします。
手術で摘出した組織を顕微鏡で精査した結果、
それが断端陰性であっても2~3割は再発します。
その多くは局部再発(前立腺周囲の取り残し)です。
ロボットにしたからと言って、そんな見えない癌細胞をどうして除去できるのでしょうか?

 命に関わるからこそ敢えて言いますが、
高リスク前立腺癌でロボット手術を受けるのは危険だと思います。
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