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胃がんの術後補助化学療法
投稿者: 投稿日:2017/09/17(日) 10:04:55 Home No.9293 [返信]
秋ナス さんは抗がん剤は必要?という表題でお父様(79歳)が胃がんで抗がん剤治療中で「副作用がひどく抗がん剤治療をやめたいと主治医に言っても「やめると癌が広がる」と言われて中々やめられません。」、「高齢者に抗がん剤治療は本当に必要なのでしょうか。」という投稿をされています。

病期は明記されていませんので、手術の不可能な病期で抗がん剤治療を行っているのかなと思いました。

2017年 9月16日の投稿で「胃を全摘出」と書かれていましたので、病期がIV期でなかったことが分かりました。胃がん 治療の選択:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へをみますと、手術後の補助化学療法という治療があることがわかりました。

胃がん 治療の「2)術後補助化学療法 」には以下のように書かれています。

手術で切除できたと思われる場合でも、目に見えないような微小ながんに対して、
再発予防を目的として行われる治療です。適応となる対象はII期/III期(T1および、
リンパ節転移のないT3を除く)であり、S-1という抗がん剤を手術後1年間内服する
治療が標準治療となっています。これにより、治癒率(5年生存割合)が約10%向上
することが知られています。

術後補助化学療法は標準治療であり、特異な治療を行っているわけではないと思います。

さらに日本胃癌学会編 胃癌治療ガイドライン  医師用 2014年5月改訂 【第4版】 2.S-1補助化学療法の実際にはこう書かれています。

非手術例に比べ術後投与では血液毒性・非血液毒性とも出現しやすいので,
臨床・血液所見に応じて薬剤投与レベルを下げるか,投与スケジュールを
2週間投与1週間休薬に変更するなどの対応を適宜行う。

抗がん剤の副作用が「薬剤投与レベルを下げるか,投与スケジュールを2週間投与1週間休薬に変更する」といったレベルでないので同じレベルでの投与を継続しているかもしれません。

秋ナスさんは「情報を集めて」と書かれていましたので、信頼できる「がん情報サービス」及び「治療ガイドライン」より少し調べた結果を書きました。
何らかの参考になればいいかなと思います。
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