我々は癌患者の目的は、癌の根治、それが叶わない状況では、QOLの高い状態で人生を送ることだと思います。このことに沿った或いは、利用する社会的アクションがあります。それは、治療であり、場合によっては、治療/健康増進に皮を被った商売です。それを見分けて、正しい選択をするのは、我々自身であると思います。そのためには、眞さんが言われる、エビデンス(科学的/論理的証拠)に基づいて、治療法等を選択する必要があります。つまり、我々、自分自身が一流患者になることが必要と思われます。
例えば、治療する側(病院/医師)は日夜、治療法を開発し、実践している訳ですから、患者或いは一般に対しては、「進化した・・・治療」「患者に優しい・・・」とアピールします。そのアピールの中に、「治療後5年後、10年後の再発率」 統計的に有意な形で記載しているか、有害事象をしっかり記載されているかを我々患者は確認する必要があると思います。
仮に、生存率が記載されている場合でも、患者の生死確認が不十分で、その情報に偏りがあっても、生存率を計算することができます。例えば、死亡した患者全員について、死亡の直前に観察打ち切りしたとみなす或いは、消息不明者は生存と見なすと、生存率は100%になります。極端な例と思われるかもしれませんが、臨床の現場から報告される生存率には、これと同様のことがよくあります。http://www.jacr.info/about/survival.html
SANZOKUさんが述べられていることもそうですが、一見まともに見える場所でも、注意が必要かと思います。
さらに、医療術は、医師個人の資質による差があります。このことについても、可能な限り、調べる必要があると思います。 (過去のことになりますが、例えば、群馬大学医学部の手術で、患者の致死率10%は医師の技量によるものです。) 我々の命が関わっていますから。
例えば、治療する側(病院/医師)は日夜、治療法を開発し、実践している訳ですから、患者或いは一般に対しては、「進化した・・・治療」「患者に優しい・・・」とアピールします。そのアピールの中に、「治療後5年後、10年後の再発率」 統計的に有意な形で記載しているか、有害事象をしっかり記載されているかを我々患者は確認する必要があると思います。
仮に、生存率が記載されている場合でも、患者の生死確認が不十分で、その情報に偏りがあっても、生存率を計算することができます。例えば、死亡した患者全員について、死亡の直前に観察打ち切りしたとみなす或いは、消息不明者は生存と見なすと、生存率は100%になります。極端な例と思われるかもしれませんが、臨床の現場から報告される生存率には、これと同様のことがよくあります。http://www.jacr.info/about/survival.html
SANZOKUさんが述べられていることもそうですが、一見まともに見える場所でも、注意が必要かと思います。
さらに、医療術は、医師個人の資質による差があります。このことについても、可能な限り、調べる必要があると思います。 (過去のことになりますが、例えば、群馬大学医学部の手術で、患者の致死率10%は医師の技量によるものです。) 我々の命が関わっていますから。