おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
ふくろう親父さん
投稿者:SANZOKU 投稿日:2017/09/01(金) 11:31:23 No.9258 [返信]
 外部照射装置はIMRTの他に、最近はその亜種もいろいろ出ています。
トモセラピー、IGRT、VMATなどがそれです。
おそらくIMRTにも照射方向や位置決め装置に違いがあるものもあると思います。
それぞれの装置には何某かの工夫がある訳ですが、
安全に照射できる線量に大きな違いはありません。
BEDという生物学的実効線量に換算すると、
IMRTが最大160Gy程度なのに比較して、
せいぜい170Gy程度まで増やせるというだけです。
この差ではあまり治療成績が変わらないということは既に分かっています。

 その差は治療結果に大きな影響をもたらすものではありません。
それよりもどの部分にどの程度照射するかという治療計画の方が大切だと思います。
治療実績が蓄積されるのに5年、10年かかるわけですから、
当然新しい装置の長期の治療実績は分かりません。
人寄せパンダの治療装置を売りにする
短期治療実績(5年程度)のみ掲げる治療機関は要注意ですね。
ホルモン治療など併用している場合は短期ではさらに実績は分かりません。

 以前議論になったことがありますが、
外部照射の場合は10年近くの治療実績を見なければ治療成績は分かりません。
従って新しい装置を導入しているから良い治療という判断は危険だということです。
装置の如何を問わず、良好な長期(10年近く)の治療実績を掲げている医療機関を選ぶことが
無難だということを申し上げているのです。

 さてお近くでそのような治療機関があるかということですが、
残念ながら、それを調べるのは難しいですね。
治療件数だけを見るならC県がんセンターの方が多いです。

 患者として何時も残念に思うことは、
自分の命を託す治療の治療成績も分からず治療を受ける実態ですね。
それを明示するのは難しい面もありますが、
...(続きを読む)
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -