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CTC(circulating tumor cell; 血管内循環癌細胞)について
投稿者:漂流 投稿日:2017/08/22(火) 23:48:09 Home No.9230 [返信]
2017年8月4日にonlineでNature Communicationsで発表されたものです。
タイトル: Molecular characterization of breast cancer CTCs associated with brain metastasis (脳への転移を起こした、乳癌由来の血管内循環癌細胞の分子的性状) です。

この論文の対象は、前立腺癌ではなく、乳癌ですが、一般に原発癌は限局部位から滲出し、血管内に入り、血管内循環癌細胞(ctc)として体内を循環し、あるタイミングで、血管から滲出し他の臓器に定着します(転移)。この論文は、乳癌由来の血管内循環癌細胞での遺伝子発現を解析しています。先ず、原発乳癌細胞と乳癌由来の血管内循環癌細胞との間で、遺伝子発現に差異があるかを検討しています。その結果を図1に示しました。4528個の遺伝子の発現が有意に異なっていました。ゲノムの解析はしていませんが、血管内循環癌細胞になる過程で、遺伝変異も起こっていると推定されます。 次に,脳への転移のある患者の血管内循環癌細胞と脳へ転移のない患者の血管内循環癌細胞での遺伝子発現の差異について調べました。その結果を図2に示しましたが、126個の遺伝子でその発現に有意差が認められました。

 >>>この論文を簡単に纏めると、血管内循環癌細胞の遺伝子発現パターンを調べれば、脳への転移の可能性が分かることになります。



将来的には、血管内循環癌細胞を採取して、その遺伝子発現パターンを調べれば、どの臓器への転移の可能性があるかを推定することができ、予防的処置も可能になると思われます。






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