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ビートルズ好きさん
投稿者:totomod 投稿日:2017/08/01(火) 22:58:34 No.9124 [返信]
kimimikiさんの投稿に続き、動画情報を捕捉いたします。
totomodと申します。
私も昔、中学時代、ビートルズが好きで、来日の時は、テレビにくぎ付けになったことを覚えています。今も好きですが、東京公演に行くほど元気はありません。

さて、投稿されたリスク分類ごとのPSA非再発率のデータに関連して、心辛くお感じになるとのこと、そのお気持ちわかるような気がします。

ビートルズ好きさんが疑問をお持ちの内容は以下のように思いました。
① PSA監視療法では、現在、低リスクの人は今ならPSA非再発率965人/1000人という良好な治療が受けられるのに、監視はするが何も治療をしないわけだから時間とともに中リスクになってしまうと、PSA非再発率889人/1000人と低下した治療になってしまう。さらに、運悪く高リスクに移行してしまうとPSA非再発率726人/1000人という悪い状態で治療を受けざるを得ないことになってしまう。だったら、PSA監視療法などせずに、PSA非再発率の成績の良い低リスクのうちに何らかの治療をしたほうが良いのではないか。
② そもそもPSA監視療法はどのような考え方で出てきたのだろう。

これらにこたえるために、ネットを探したところ、本ネットの「推奨サイト」スレッドに動画があり、「Cancer Channel:前立腺セミナー動画」で、香川大学医学部 泌尿器・副腎・腎移植外科 准教授 杉元 先生の動画がありました。タイトルは「前立腺癌PSA監視療法―治療をしないという選択肢」です。

すでにご覧になられたかもしれませんが、監視療法の考え方を理解するうえで参考になると思います。
28分27秒の動画ですが、11分過ぎあたりからの「治療方法の選択」からご覧になればよろしいかと。(リンクは最下段に示します。)

上記①についてですが、動画によると監視療法はまず、患者の選択を厳密に限定するとのことです。単に低リスクであるということだけではありません。
次に、PSAは3-6カ月ごとの測定、生検は1-3年ごとの実施にて確実に患者をフォローします。

PSAの急激な上昇があった場合、悪いがんが検出された場合、がんの量の増加があった場合など、手術や放射線療法の実施を勧告するということです。これらの監視体制はコンピュータのプログラム等で決めごととして管理されつつある、とのことです。

従って、ただ、何もせずにリスク度が上がっていくのを待つのではなく、上記の様な決め事を厳格に守ることによって、すぐに治療に移行するということの様です。ですから、監視療法中の人が、中リスクのPSA非再発率889人/1000人や高リスクの726人/1000人の治療を受けざるを得ない、と心配されることはないようにおもいます。

上記②については、動画になぜPSA監視療法が出てきたかが多少説明されています。また、患者側や医師側のメリット、デメリットがわけて整理されています。このあたりがPSA監視療法のニーズの背景になっているようです。

投稿のお答えにはなっていないかもしれませんが、参考にはなるかなと思い投稿しました。
動画のリンク
http://www.cancerchannel.jp/2014-02-20/22179.html
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