眞さん。いろいろ調べていただきありがとうございました。
実は私も、ハイリスク治療で5年以降に再発がない例は、滋賀医科大以外に知りません。
https://sen-you.boy.jp/bbs/paper/
しかも滋賀医大ではその5年以内の再発は全て遠隔骨転移である点を確かめています。
ただ5年以降と言っても最長10年越までの治療成績で、
長くなるほど患者数はどんどん減るので、
現時点で5年以降再発が絶対ないとは断定できないと思いますが、
あっても非常に少ないと思われます。
私はこの治療成績がどのような意味を持ちうるのか考えているのです。
これまで再発は局部の治療不備によるものか、転移によるものか、
つまびらかにされてきませんでした。
滋賀医大の結果は、たとえハイリスクであっても、
転移は非常に少ない(5%)かもしれないことを示唆していると思います。
仮にこのまま5年以降の再発がなければ、局所の治療は完璧になされた事になります。
その理由として第一に考えられるのは、BED220Gy越の治療です。
さらに局所周辺の病状に応じた適切な治療も欠かせません。
適切な治療と言うのは、精嚢への線源挿入や周辺リンパ節照射などです。
そして、ターゲットへの正確な線量注入も大切な要素です。
同様な治療をしていても5年越えで再発している例では、
この何れかが欠けているのではないかと想像しています。
残念ながら日本ではこれを達成している機関は、他にないようですね・・・。
海外でもないかもしれません。
この治療結果から演繹される私の考えは、
局所治療が完璧になされれば、5年以降の再発はないか、
または非常に少ないということです。
局所再発と転移では、後者の方が癌の性質が悪い、
局所治療をしても、転移はもともと存在したものであるから無治療であり、
当然治療後のPSAの増加(再発)は早いことになります。
...(続きを読む)
実は私も、ハイリスク治療で5年以降に再発がない例は、滋賀医科大以外に知りません。
https://sen-you.boy.jp/bbs/paper/
しかも滋賀医大ではその5年以内の再発は全て遠隔骨転移である点を確かめています。
ただ5年以降と言っても最長10年越までの治療成績で、
長くなるほど患者数はどんどん減るので、
現時点で5年以降再発が絶対ないとは断定できないと思いますが、
あっても非常に少ないと思われます。
私はこの治療成績がどのような意味を持ちうるのか考えているのです。
これまで再発は局部の治療不備によるものか、転移によるものか、
つまびらかにされてきませんでした。
滋賀医大の結果は、たとえハイリスクであっても、
転移は非常に少ない(5%)かもしれないことを示唆していると思います。
仮にこのまま5年以降の再発がなければ、局所の治療は完璧になされた事になります。
その理由として第一に考えられるのは、BED220Gy越の治療です。
さらに局所周辺の病状に応じた適切な治療も欠かせません。
適切な治療と言うのは、精嚢への線源挿入や周辺リンパ節照射などです。
そして、ターゲットへの正確な線量注入も大切な要素です。
同様な治療をしていても5年越えで再発している例では、
この何れかが欠けているのではないかと想像しています。
残念ながら日本ではこれを達成している機関は、他にないようですね・・・。
海外でもないかもしれません。
この治療結果から演繹される私の考えは、
局所治療が完璧になされれば、5年以降の再発はないか、
または非常に少ないということです。
局所再発と転移では、後者の方が癌の性質が悪い、
局所治療をしても、転移はもともと存在したものであるから無治療であり、
当然治療後のPSAの増加(再発)は早いことになります。
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