ASCENDE-RT Trialに関してはサイトに外照射、小線源治療ランダム化比較試験と題して2015年5月28日に書き、掲示板にも外照射、小線源治療ランダム化比較試験ということで、2015年5月30日に投稿しました。
サイトと掲示板の文はほぼ同じですが、サイトには以下の感想を書いています。
明らかに小線源のほうが、優位性があり、それは図をみると直観的に
わかる。ただし、外照射はIMRT/IGRT併用ではなく、そのために差が
顕著にでたのかとも推察はされる
漂流 さんが2017年2月7日の投稿の投稿で上記の学会発表が論文になっていることを示されました。
・Morris WJ et al. Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2016 Nov 24.
漂流氏が引用されている外照射の場合は、全骨盤照射の後、以下のように照射されたと書かれています。(学会発表もほぼ同じ文)
additional 32 Gy/16 fractions using a two phase 3-D conformal boost
すなわち、三次元放射線治療(3D-CRT)なのです。
従って、現在のIMRT+IGRTではこの論文のような顕著な差はでないのではないかという推察をしたわけです。
学会発表は2015年4月27日で論文は2016年11月24日ということで結構、学会発表から時間がたっていますので、途中の資料を論文で参照する場合もあったようです。
私の2017年 4月13日の投稿でMerrick氏の論文で以下のMorris氏のプレゼン資料を参照していることを示しました。
・Is ASCENDE-RT still pertinent? Is LDR-PB obsolete?
最近、日本アイソトープ協会の平成28年度の市民講座で慈恵医大の青木学氏の以下の発表資料をしり、読んでみました。
・『自分で選ぶ治療法 ~放射線治療とは~』
ここで、「IMRTと小線源の治療効果の比較」の項で上記のMorris氏のプレゼン資料からの図から3つ引用されていました。
元の図から"DE-EBRT ARM"を「IMRTを用いて治療した群」と故意としか思えない表記で示しています。
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サイトと掲示板の文はほぼ同じですが、サイトには以下の感想を書いています。
明らかに小線源のほうが、優位性があり、それは図をみると直観的に
わかる。ただし、外照射はIMRT/IGRT併用ではなく、そのために差が
顕著にでたのかとも推察はされる
漂流 さんが2017年2月7日の投稿の投稿で上記の学会発表が論文になっていることを示されました。
・Morris WJ et al. Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2016 Nov 24.
漂流氏が引用されている外照射の場合は、全骨盤照射の後、以下のように照射されたと書かれています。(学会発表もほぼ同じ文)
additional 32 Gy/16 fractions using a two phase 3-D conformal boost
すなわち、三次元放射線治療(3D-CRT)なのです。
従って、現在のIMRT+IGRTではこの論文のような顕著な差はでないのではないかという推察をしたわけです。
学会発表は2015年4月27日で論文は2016年11月24日ということで結構、学会発表から時間がたっていますので、途中の資料を論文で参照する場合もあったようです。
私の2017年 4月13日の投稿でMerrick氏の論文で以下のMorris氏のプレゼン資料を参照していることを示しました。
・Is ASCENDE-RT still pertinent? Is LDR-PB obsolete?
最近、日本アイソトープ協会の平成28年度の市民講座で慈恵医大の青木学氏の以下の発表資料をしり、読んでみました。
・『自分で選ぶ治療法 ~放射線治療とは~』
ここで、「IMRTと小線源の治療効果の比較」の項で上記のMorris氏のプレゼン資料からの図から3つ引用されていました。
元の図から"DE-EBRT ARM"を「IMRTを用いて治療した群」と故意としか思えない表記で示しています。
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