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本人訴訟
投稿者:SANZOKU 投稿日:2017/03/23(木) 12:16:56 No.8465 [返信]
 この掲示板の趣旨に直接関係しない話題で済みません。
ただ患者さんによっては裁判に訴えてでも治療の不満を晴らしたいと言う方も居られるでしょう。
それ以外の方は読み飛ばして下さい。

 表題の本人訴訟は事件の当事者本人が、弁護士などの代理人を立てずに訴えを起こす権利です。
権利と言っても法律の素人が訴えを起こすことは簡単ではありません。
犯罪に当たる行為でなければ、民事訴訟を簡易裁判所または地方裁判所に起こすことになります。

 訴状には少なくとも次の二点が明記されねばなりません。

<請求の趣旨>被告に請求する内容で、基本的に金銭賠償になる。
<請求の原因>請求の原因つまり法的根拠の明示です。
 自分の請求が民法の第何条何項に基づいているのか書かねばなりません。
 裁判所は決して原告が請求した原因以外での審判はしません。
 たとえ他の原因で勝訴の見込みがあっても、
 その原因でもって審判することはありません(提訴後に変更は可能)。
  これらが明記されていなければ、裁判所から補正命令が出され、
 従わなければ提訴そのものが却下されることもあります。つまり門前払いですね。

 他にも証拠書類を添えて提出します。

 裁判は法律用語が満載で、当初は素人であれば言葉の意味を理解することさえ難しいです。
ましてその用語を駆使して訴状を書き上げることは容易でありません。

 このように書いてくると絶望的な雰囲気が漂いますが、
全く法律の素人である私でさえ、2審(高等裁判所)まで進むことができたのですから、
まんざら針に筵みたいな場だけではないと言うこともできます。
まあ口頭弁論の度に、「ここは法律教室ではありませんよ!」などと嫌味は言われましたが・・・。

 このような困難を回避するには弁護士に依頼するしかないのですが、
その依頼料は少なくとも30万円以上、内容によっては100万円を超すことになります。
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