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放射線治療法のまとめ
投稿者:漂流 投稿日:2017/03/13(月) 20:31:51 No.8404 [返信]
眞さん、ひげの父さん
 私の説明不足を補って頂き、有り難うございました。

これまでのことを纏めると、必須のこととして、中リスクの場合は、BED200を超える線量を照射すること。高リスクはBED220を超えることが求められることになります。眞さんのテープ起こしの記載の中に、京都大学溝脇氏の言として「 当然高リスクの方は潜在的な転移の割合が2割ぐらいありますから局所、なんぼ頑張っても治らないわけです。」とあります。このことは、米国の論文(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24299969)でも記載されています。また、滋賀医大の岡本らの論文でも、143人中6人でPSAの再燃が認められたと記載されています。その人達は、ADT終了後、中央値23(12-30)ヶ月でPSAが再燃していること、遠隔転移は、その後、中央値9(0-18)ヶ月で確認された。このような短期間でのPSA再燃、そして、遠隔転移は、何を意味するのでしょうか? それは、治療開始前に、既に、遠隔転移していたことを示しています。それを裏付ける証拠として、この6人は、前立腺内での癌の再発は認められなかったのです。

つまり、上記の線量で限局癌は完全に征圧できることになります。言い換えれば、限局癌の最善の治療は、~中リスクでは、BED200を超える治療。高リスク、恐らく、超高リスクでも、転移がなければ、BED220を超える線量で、完全に征圧できると考えられます。

これから治療する患者さんにとっては、こうした治療ができる施設を探すことが、まず、やるべきことではないでしょうか。
 もう、治療を受けてしまった人は、そのときの、人事を尽くしたわけですから、後は、天命を待たないで、日々、治療法は進化していますから、次の一手を探すことではないでしょうか

眞さん、ひげの父さんのご指摘に、従って、「論文・詳細スレッド」にも記載できるように纏めて行きたいと思います。
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