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論文の補助説明
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2017/03/13(月) 12:10:16 No.8399 [返信]
漂流さんに紹介いただいた論文 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16242258
をできるだけ簡単に説明してみました。
論文紹介では、要点を整理していただくと、どなたにも分かりやすくなりますね。
原文での表記や、内容が複雑かつ長文になる場合は、論文用スレッドを活用していただけるとありがたいです。

対象:1990年~2003年 1377例
内訳:小線源単独:571例、
   小線源+ホルモン療法:371例、
   トリモダリティ療法:435例

全体のPSA非再発率(10年)は 87%
なお、PSA再発患者の約半数において、がんの存在が確認されています。
日本に小線源が導入されたのが2003年ですから、これはそれ以前の米国でのデータです。

BED*  PSA非再発率(10年) 生検陽性率
100以下    46%       24%
100-120    68        15
120-140    81         6
140-160    85.5        6
160-180    90         7
180-200    90         1
200超     92         3

先に添付していただいてる図は、この詳細をグラフ化したものです。
*BED:生物学的等価線量

小線源を用いた治療法と言っても、140Gy前後から~220Gyを優に越えるものまで、
施設(医師)によって幅があるのが現状です。
LDRのように低線量のシードによる放射線が半減期にしたがい低減しながら長期継続するような場合は、
BEDの換算もそう単純ではなく、換算方式に疑義を抱く意見もあるようです。
線量増加の頭打ちについては、昨年、大阪のセミナーの終盤に、溝脇先生も触れておられます。
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