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パル さんが外照射後のホルモン治療に悩むことがあり、掲示版での回答、参考になったと書かれています。

それに対して、若干くどくなりますが、追加の情報を書きます。
すべてを書くと、極めて冗長になりますので、もし興味ありましたら、リンクしています私のサイトのページ、ブログ記事を参照願います。

大門さんは2017年3月7日の投稿でこう書かれています。

 現在のホルモン療法は、放射線治療の効果を高めるために使われる
 治療の一部です。

若干の補足をします。

ホルモン療法に関しては、私のサイトのホルモン療法による根治の可能性と題して書きました。
その最後に金沢大学附属病院 泌尿器科教授(当時)の並木幹夫氏の記事より引用しました。

 ホルモン療法をすると、前立腺がんの大半がアポトーシス(細胞死)をおこす

なお、現在はスタッフ紹介 - 金沢大学附属病院泌尿器科によると、教授は溝上敦氏です。

もちろん、がん細胞すべてを死滅させるということではないですが、ホルモン治療の併用は放射線治療での細胞死を増強するというものです。

外照射とホルモン療法との併用について高リスクの場合、照射70Gy までですが、ランダム化比較試験で併用がいい結果となるというエビデンスがいくつもあります。

ただ、ガイドラインに関しましては外照射とホルモン療法の推奨レベルは米国のNCCNガイドラインと日本の『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』とは異なります。

そのことを本日、ブログに書きました。

http://inves.seesaa.net/article/447722841.html

もちろん、最近の実臨床で使われている74Gy以上に関してはエビデンスがないということからか、高リスクの場合でもアジュバントADTをまったく実施していない京都大学病院の場合もあります。

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