断端陽性と再発の関係に着いて
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2016/08/23(火) 00:12:35 No.7693
[返信]
眞さんから、以前もご指摘をうけておりましたので、
「概ね、いずれ再発に至ることが予測されます。」という表現は、もっと早く修正しておくべきでした。
今回のご指摘を契機に、以下のように変えておきました。
手術時に採取した標本が断端陽性を示した場合には、がん細胞を取り切れていないことを意味しますが、経過観察を続けても、 PSAがさほど上昇せず、一定の値で安定することも珍しくないので、 これがそのまま再発に結びつくと考える必要はありませんが、それなりに慎重な対応が必要だと思われます。
しかし、手術をする医師には、これはやはり「失敗」だとはっきり認識していただいて、
いっそう技量を上げる工夫を怠らないでいてもらいたいところです。
また、このような取り残しがあっても再発に至らない理由も分かるようになれば(たとえば遺伝子変異に特徴がある等々)監視療法の選択がもっと増えてくるかもしれません。
ところで、「10年越しの再発がちらほらある」かどうかについては、
ぱっと見でもこういう論文もすぐに見つかりましたし
http://medicalfinder.jp/doi/abs/10.11477/mf.1413903143
海外の引用としては、こういうのもあるようですね。
「概ね、いずれ再発に至ることが予測されます。」という表現は、もっと早く修正しておくべきでした。
今回のご指摘を契機に、以下のように変えておきました。
手術時に採取した標本が断端陽性を示した場合には、がん細胞を取り切れていないことを意味しますが、経過観察を続けても、 PSAがさほど上昇せず、一定の値で安定することも珍しくないので、 これがそのまま再発に結びつくと考える必要はありませんが、それなりに慎重な対応が必要だと思われます。
しかし、手術をする医師には、これはやはり「失敗」だとはっきり認識していただいて、
いっそう技量を上げる工夫を怠らないでいてもらいたいところです。
また、このような取り残しがあっても再発に至らない理由も分かるようになれば(たとえば遺伝子変異に特徴がある等々)監視療法の選択がもっと増えてくるかもしれません。
ところで、「10年越しの再発がちらほらある」かどうかについては、
ぱっと見でもこういう論文もすぐに見つかりましたし
http://medicalfinder.jp/doi/abs/10.11477/mf.1413903143
海外の引用としては、こういうのもあるようですね。