おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
栃木県立がんセンターの 川島 清隆氏のビデオ、論文について
投稿者: 投稿日:2016/08/22(月) 09:04:09 No.7682 [返信]
kimimiki さん

川島先生のビデオは2015年3月13日の投稿で「興味深い映像、発言がありました」ということで紹介しています。そのときにはビデオはご覧になっていなかったのでしょうか。


上記の投稿で川島先生の論文、川島清隆 根治性向上を目指した解剖学的拡大手術の可能性について」 泌尿器外科 第二十四巻第二号 - P.141 ~ P.147を紹介しています。

グロテスクな画像をスキップし図11 PSA非再発曲線をみてみます。

2500日 (7年弱) までしかグラフは表示されていませんが、PSA非再発率曲線をみるとpT3bを除き、800日(2年強)以降は再発がない状況ですね。

昨日からの少ないサンプルからですが、手術の場合、PSA再発をするのは術後そんなに月日がたっていない場合ということがいえるのかもしれません。
特に腕のいい医師に手術を受けた場合は手術を受けて2,3年再発しなければ安心していいのかもしれません。
もちろん、泌尿器科医の常識がこのようなものかどうか私には知る由もありませんが。

先の投稿で紹介しましたが、ビデオで川島先生は以下のようにいっています。

34分57秒
「断端陽性の場合、再発はその50%ぐらいといわれています」

論文の図11をみるとPSA非再発率は目視で以下のように読み取れます。
断端陰性の場合 pT3a 85%
断端陽性の場合 pT3a 70%

50%というのは一般的な話でご自身はもっと良好な治療成績をあげているということでしょう。

以前、話題になったのですが、手術後のサルベージ放射線治療の非再発率50%という話も一般的にはそういわれているが、当然、それより良好な治療成績の病院もあるということでしょう。
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -