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RE:小線源治療の再発について
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/11/09(月) 23:22:41 No.6661 [返信]
ヨッシーさん

「再燃」と書いておられますが、この場合は「再発」だと思います。

小線源を埋め込んでも、放射線は時間の経過と共に半減していくので、
せいぜい半年、長くても1年ぐらいでほとんど影響がなくなってしまいます。
したがってこれが全摘より優位だという理由にはなりません。
小線源治療でも、もちろん再発はあります。
東京医療センターの長期成績(1036例)によると、

【再発率】 低リスク  中リスク  高リスク  全 体
   5年:    2%    12%    22%    9%
 10年:    1%      5%    13%    5%

手術ではどの程度かと言いますと、治療成績が良いと言われている東北大学で
 http://www.uro.med.tohoku.ac.jp/patient_info/seiseki.html
【再発率】 低リスク  中リスク  高リスク  全 体
   5年:   12%    20%    42%    22%
  10年:  ・・・・・・・(不明)・・・・・・・・・・

2002年度「厚生労働省癌分野研究事業」による全国調査では、
大学病院やがん専門病院など全国36施設で全摘手術を受けた男性1192人を調査した結果、
生化学的再発は25.3%だったとのこと。
技量がすぐれていると思われる専門医のいる病院が中心の集計でこの数値です。
また、この研究班の班長であった内藤先生は次のように述べられています。
臨床的に前立腺に限局しているとして手術を行い根治術が施行できたと考えられる症例においても、
約 25~30%の症例では経過中に再発を生じる。
https://www.med.kyushu-u.ac.jp/uro/topics/topics1.html

眞さんご紹介の例でも、非再発生存率は放射線治療のほうが手術より優位となっています。
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