耐性できた前立腺がんの治療に道 慶大、C型肝炎薬使い(日本経済新聞)
慶応義塾大の小坂威雄講師らは、抗がん剤への耐性ができた前立腺がん患者にC型肝炎の治療薬を使うと、再び抗がん剤が効くようになることを見つけた。少人数の患者で試し、効果を確かめた。来年度から医師主導の臨床試験(治験)を始め、詳しく調べる。京都市で開かれているがん治療学会で29日発表した。
効果のある抗がん剤でも使い続けると、がん細胞の性質が変わって効かなくなる。小坂講師らはC型肝炎のウイルスを殺す「リバビリン(一般名)」を使うと、前立腺がん細胞の薬剤耐性が消えることを見つけた。
臨床研究は「ドセタキセル(同)」という抗がん剤が効かなくなった前立腺患者5人で実施。リバビリンを投与したうえでドセタキセルの治療を続けた。2人でがんの進み具合の目安となる腫瘍マーカーの値が低下。このうちの1人については骨盤の骨に転移したがんが消えていた。
来年度から、6人の患者を対象とする医師主導の治験でさらに効果を検証する。別のがんでも同様の効果が期待できるとみて研究を進める。
慶応義塾大の小坂威雄講師らは、抗がん剤への耐性ができた前立腺がん患者にC型肝炎の治療薬を使うと、再び抗がん剤が効くようになることを見つけた。少人数の患者で試し、効果を確かめた。来年度から医師主導の臨床試験(治験)を始め、詳しく調べる。京都市で開かれているがん治療学会で29日発表した。
効果のある抗がん剤でも使い続けると、がん細胞の性質が変わって効かなくなる。小坂講師らはC型肝炎のウイルスを殺す「リバビリン(一般名)」を使うと、前立腺がん細胞の薬剤耐性が消えることを見つけた。
臨床研究は「ドセタキセル(同)」という抗がん剤が効かなくなった前立腺患者5人で実施。リバビリンを投与したうえでドセタキセルの治療を続けた。2人でがんの進み具合の目安となる腫瘍マーカーの値が低下。このうちの1人については骨盤の骨に転移したがんが消えていた。
来年度から、6人の患者を対象とする医師主導の治験でさらに効果を検証する。別のがんでも同様の効果が期待できるとみて研究を進める。
