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監視療法について その2
投稿者:SANZOKU 投稿日:2015/08/13(木) 13:15:52 No.6255 [返信]
Tedさんが図らずも仰っていますが、「おとなしい子と進行の早い悪いがんの違いは何なんでしょう? それくらいの違いを見分けられるようになれないのでしょうか?」。なかなか鋭いご指摘ですね。

現在、癌の悪性度は病期、PSA、GS、陽成率などで区別されていますが、これが万能でないことは、如何なる治療法でも、低リスクで亡くなる方も居れば、高リスクで長生きする方も居られることで分かります。

PSAが4以下であっても、すでに転移している例もちらほらあると聞いています。また以前にも報告したように腺癌が小細胞癌に転化する例もあり、このようなケースでもあまりPSAの変化に表れません。

従って監視療法にもリスクがあるということです。それなら早く治療すればそれらの癌をコントロールできるか分かりません。近藤誠先生が言われるように、癌もどきと癌の違いがあって、癌の場合は初期に治療しても治らないという可能性も否定できません。ですが、それがそのような癌であるか否かさえ分からないのですから、自分は早くから治療した方が有利だと思っています・・・。

いづれにしてもリスクのない治療はないのであって、そのことを念頭に置いて治療を進めなければならないのではと思います。癌の顔付きを正確に見極めるには、遺伝子の解析によらなければならないのでしょう。未だしばらく時間が必要というところでしょうか・・・。
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