RE:IMRTとトリモダリティ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/02/16(月) 14:00:42 No.5455
[返信]
りんごさん
ごもっともな質問だと思います。
小線源療法に外部照射(IMRTの場合もあれば、3D-CRTの場合もあります)を併用する場合は、
治療計画の組立かたとしては、小線源療法がメインであり、外部照射はサブという扱いが普通です。
つまり、外部照射にIMRTを使っていたとしても、IMRTの性能を生かすような使い方にはなっていないということです。
私はこれまで「術後のサルベージ照射(64~70Gy)は、高性能・高精度のIMRT(76~80Gy)とは別物」
ということを、たびたび言ってきたつもりですが、
小線源と併用する外部照射もこれと同様で、線量はサルベージ照射よりもさらに低い45Gy前後です。
要するに、IMRT本来の実力の発揮しようがないんですね。
都合により照射機械はIMRTと同じものを使っていたとしても、
もっと低レベルの照射でも間に合う程度のことしか行われていないわけです。
頭だけで考えると、TOPクラスの小線源と、TOPクラスのIMRTを組み合わせれば、
リンパ節に飛んでいる転移も狙える理想的なトリモダリティができそうに思うのですが、
それらを治療計画の上で重ね合わせるというのは、予想以上に難しいようです。
IMRTでも小線源でも、その実力を十分引き出せるのは、せいぜい上位1~2割の施設に限られると思いますし、
両方揃ってTOPクラスである施設は極めて少ないし、そのどちらにも精通した放射線治療医というのは、
ほとんどおられないのが現状ではないでしょうか。
手術を主体と考える医師と、放射線主体の医師では、無言の反目?があることも珍しくないと思うのですが、
放射線治療医の中でも、外部照射主体の医師と小線源主体の医師があり、やはりそれと似たような感覚があるようで、
相手を信用しきれないといいましょうか、自分の力量だけで勝負したいと言った側面があるように感じています。
たとえ、小線源と外部照射の両方を極めたいと思う若手の医師が居たとしても、
それを育てる場というものが、ほとんどないのが現状でしょうね。
患者の声として、何とかしてほしいと思うのは当然でしょうね。
結論的としては、リンパ節転移等にはトリモダリティでも対応できないというのが現状での答えであり、
そのような場合いはIMRTような高精度の外部照射に頼らざるを得ないということです。
ごもっともな質問だと思います。
小線源療法に外部照射(IMRTの場合もあれば、3D-CRTの場合もあります)を併用する場合は、
治療計画の組立かたとしては、小線源療法がメインであり、外部照射はサブという扱いが普通です。
つまり、外部照射にIMRTを使っていたとしても、IMRTの性能を生かすような使い方にはなっていないということです。
私はこれまで「術後のサルベージ照射(64~70Gy)は、高性能・高精度のIMRT(76~80Gy)とは別物」
ということを、たびたび言ってきたつもりですが、
小線源と併用する外部照射もこれと同様で、線量はサルベージ照射よりもさらに低い45Gy前後です。
要するに、IMRT本来の実力の発揮しようがないんですね。
都合により照射機械はIMRTと同じものを使っていたとしても、
もっと低レベルの照射でも間に合う程度のことしか行われていないわけです。
頭だけで考えると、TOPクラスの小線源と、TOPクラスのIMRTを組み合わせれば、
リンパ節に飛んでいる転移も狙える理想的なトリモダリティができそうに思うのですが、
それらを治療計画の上で重ね合わせるというのは、予想以上に難しいようです。
IMRTでも小線源でも、その実力を十分引き出せるのは、せいぜい上位1~2割の施設に限られると思いますし、
両方揃ってTOPクラスである施設は極めて少ないし、そのどちらにも精通した放射線治療医というのは、
ほとんどおられないのが現状ではないでしょうか。
手術を主体と考える医師と、放射線主体の医師では、無言の反目?があることも珍しくないと思うのですが、
放射線治療医の中でも、外部照射主体の医師と小線源主体の医師があり、やはりそれと似たような感覚があるようで、
相手を信用しきれないといいましょうか、自分の力量だけで勝負したいと言った側面があるように感じています。
たとえ、小線源と外部照射の両方を極めたいと思う若手の医師が居たとしても、
それを育てる場というものが、ほとんどないのが現状でしょうね。
患者の声として、何とかしてほしいと思うのは当然でしょうね。
結論的としては、リンパ節転移等にはトリモダリティでも対応できないというのが現状での答えであり、
そのような場合いはIMRTような高精度の外部照射に頼らざるを得ないということです。