RE:小線源PSA非再発率比較
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/04(日) 11:54:27 No.5177
[返信]
眞さん
すべて読み込むとかなり膨大な資料となりそうですね。
このたびは、その内容についても解説を加えていただいてますね。
かなり読みやすくなったように思います。
蛇足かも知れませんが。始めに引用されている小線源に関する論文の要約部分を、拙訳してみました。
(私の場合は正確性よりも判りやすさを優先しています)
【目的】限局性前立腺がんの患者の治療成績と予後のファクターを評価する。
方法と対象:私達の施設で小線源療法を受けた患者は、これまでに合計3760人居ますが、
この報告は、初期(2001年1月30日以前)に連続して治療を受けた304人の患者を対象とするもので、
小線源(ヨウ素-125)単独療法が124人、小線源(パラジウム-103)と外照射(45Gy)との併用が180人であった。
【結果】フォローアップの中間値は10.3年。
10年生化学的非再発は低リスク群98%、中リスク群は94%、高リスク群は78%であった。
なお、高リスク群でも高リスクの要素が一つしかない場合は88%であった。
前立腺がん特異的生存率は、低、中、高リスク群でそれぞれ99%、98%、84%であった。
低リスク群と中リスク群の患者にはほとんど重要な差異が見られなかった。
多変量解析では、治療前のPSA、グリーソンスコア、および病期(T分類)のみが生化学的再発に関する重要な要素であった。
生化学再発はほとんどの場合5年以内に起こった(93%)。
【結論】最短10年のフォローアップを見る限り、小線源療法の結果は優秀で、
低リスク群と中リスク群の患者ではほとんど結果に違いがない。
高リスク群の患者は、多様な病状が混じっているが、高リスクの要素が一つしかない場合は、予後は良好と言える。
注)パラジウム-103は我国では用いられておりません。
あまりご負担をおかけするのもどうかと思うのですが、
眞さんなら、かなりレベルの高いことでも、平易に伝えることができそうに思うので、
そのための工夫を、少しでも考えていただけると助かります。
どうぞよろしくお願いします。
...(続きを読む)
すべて読み込むとかなり膨大な資料となりそうですね。
このたびは、その内容についても解説を加えていただいてますね。
かなり読みやすくなったように思います。
蛇足かも知れませんが。始めに引用されている小線源に関する論文の要約部分を、拙訳してみました。
(私の場合は正確性よりも判りやすさを優先しています)
【目的】限局性前立腺がんの患者の治療成績と予後のファクターを評価する。
方法と対象:私達の施設で小線源療法を受けた患者は、これまでに合計3760人居ますが、
この報告は、初期(2001年1月30日以前)に連続して治療を受けた304人の患者を対象とするもので、
小線源(ヨウ素-125)単独療法が124人、小線源(パラジウム-103)と外照射(45Gy)との併用が180人であった。
【結果】フォローアップの中間値は10.3年。
10年生化学的非再発は低リスク群98%、中リスク群は94%、高リスク群は78%であった。
なお、高リスク群でも高リスクの要素が一つしかない場合は88%であった。
前立腺がん特異的生存率は、低、中、高リスク群でそれぞれ99%、98%、84%であった。
低リスク群と中リスク群の患者にはほとんど重要な差異が見られなかった。
多変量解析では、治療前のPSA、グリーソンスコア、および病期(T分類)のみが生化学的再発に関する重要な要素であった。
生化学再発はほとんどの場合5年以内に起こった(93%)。
【結論】最短10年のフォローアップを見る限り、小線源療法の結果は優秀で、
低リスク群と中リスク群の患者ではほとんど結果に違いがない。
高リスク群の患者は、多様な病状が混じっているが、高リスクの要素が一つしかない場合は、予後は良好と言える。
注)パラジウム-103は我国では用いられておりません。
あまりご負担をおかけするのもどうかと思うのですが、
眞さんなら、かなりレベルの高いことでも、平易に伝えることができそうに思うので、
そのための工夫を、少しでも考えていただけると助かります。
どうぞよろしくお願いします。
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