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てっちゃんさん
投稿者:GetWell 投稿日:2014/12/18(木) 00:13:17 No.5124 [返信]
GetWell

てっちゃんさん

薬によってがんが抵抗性を持ち、より悪質なものに変化すると考えるなら、がんに対してどんな薬も使えなくなります。そんなことを心配するよりも、お父様には、このまま本質的な治療をしないことによって直近に起こりえる不利益(痛みが増す・食べたり話せなくなる・認知症になる・寝たきりになる・著しく余命が短くなる・等など)を心配していただきたいです。

それと、悪性度の高いがんに間欠療法をやっている場合ではありません。お父様は悪性度の低いがんに対する治療法をあれこれ持ち出されますが、もはやそういう易しい次元ではないのです。強力ながんを前に最大限の準備と最強の武器を手にして、立ち向かわなくてはならないのが今の状況です。お父様には現実を直視していただいて、危機感を持っていただきたいです。

お父様が拘られている精巣摘出ですが、米国国立がん研究所のサイト(*1)に良い回答があります。精巣摘出がほとんど意味がないことを下記の引用で理解していただけると思います。引用文中のアンドロゲンとは、テストステロン等の男性ホルモンの総称です。

------------引用開始------------
・ほとんどのテストステロンは精巣で産生されますが、少量が副腎で産生されます。前立腺癌細胞もテストステロンを産生することができます。

・ほとんどの前立腺癌は最終的には「去勢抵抗性」になります。それは、体内のアンドロゲン濃度が極度に低いか検出されないレベルであっても、前立腺癌が増殖し続けることを意味します
------------引用終了------------

(*1)「前立腺癌に対するホルモン療法/NCIファクトシート」(エラーでリンクが貼れませんでしたので記事のタイトルで検索してください)

最後に、できるだけでよいので、病院へは前立腺がんや医療について素人なりに勉強されてるご家族の方が付き添っていただきたいです。私も要所要所で私の父に付き添い、医師と父の間に入って、通訳や情報整理をするような役割を担っていたのですが、そういう人が必要だと思います。

病院や医師選びも大切ですが、やはり、お父様の病気や医療に対する誤解を解き、「前立腺がんを正しく知って、正しく恐れる」ことが一番大事かと思います。お父様のように間違った認識から医療に対する不信感でいっぱいの方には、医師も人間ですから、自然と「勝手にすれば」という対応になってしまいます。私も経験したことですが、病気や医療について正しく勉強して、必死に良くなりたい、良くなってほしい、という気持ちが全面に出ている患者や家族に対しては、医師や看護士も対応が全然違います。確かにA病院の主治医の言動には私も疑問に感じる部分がありますが、まずはお父様の認識を正してからでないと、新しい病院を見つけても良い方向には行かないと思います。
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