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角さん
投稿者:SANZOKU 投稿日:2014/11/24(月) 21:56:46 No.5039 [返信]
角さん。私もよく理解していないのですが、AR-V7を発現している場合はリガンド(男性ホルモン)が存在しなくても癌は成長し続けるので従来の薬剤も効かないと思います。以下のサイトは医療者向けのものですが、医療従事者ですかと聞かれると「はい」と答えれば中身が見れます。去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)の原因について解説されています。AR-V7は、その中の「リガンド非依存的なアンドロゲン受容体の活性化」という部類に入っています。
http://www.crpcmechanism.jp/dr/top/

このサイトを見ても分かるように他にも多くの去勢抵抗性前立腺癌の原因があり、何が発現するかは分かりません。

ご指摘の交差耐性は当然ありうるものですが、どの原因に依拠するものかは分かりません。AR-V7はその内の一つに過ぎないと思います。たとえば角さんの例で考えるとカソデックスは効いたのに、オダインは効かなかったというのは交差耐性の可能性があります。逆にオダインを先に使った場合はどうであったか? 疑問は残りますが、だからと言ってどちらも使用しないという選択はなかったと思います。それと同様に交差耐性に関してどの薬をどの順にどの程度使用したら良いかという問題は解決が難しいです。さらに従来薬から使用するか新薬から使用するかも難しい問題と思います。私の直感ではより効果が広い薬を最初に使用する方が良いのではないかと思います。つまり新薬から使うということです。ただ、その逆が駄目だというほどの差はないように思いますが・・・。

「なるべく多種の薬剤で循環的に早めに治療する」というのは私の仮説であって、とても他人様にお勧めできるような根拠も実績もありません。まして命が懸かっていることですから、くれぐれも慎重にお考えください。

追伸
ご自分の病状説明でCRPCの段階へと書かれているのですが、これからはエンザルタミドやアビラテロンが効いている段階は、もしかするとCRPC(去勢抵抗性)とは言わないのかもしれません。

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