はじめまして。GetWellと申します。
超悪性の前立腺がんで、PSA5、グリソンスコア9、D2、(骨と肺に転移)の60歳台の父を亡くした家族の者です。
父の場合、ホルモン療法が1年過ぎたあたりで効き目が悪くなり、その後、急速に病状が悪化、薬剤の変更をして試行錯誤している中、薬や食べ物が喉を通らなくなり入院、1ヵ月後に亡くなりました。
超悪性の前立腺がんでは、ゆっくり病気が進行してくれませんので、現行のホルモン治療が効かなくなったから、次はこれ、とやっている時間的猶予がないのが実情です。2年先の延命を考えるなら、初期に思い切ったこと(抗がん剤の投与、徹底的な食事療法等)をやらないと延命の可能性が見えないというのが私の感想です。但し、初期に抗がん剤を投与した場合、数日後に亡くなられた方もいるそうですから、必ず良い結果が出るわけではありませんし、(初期抗がん剤投与は)ある意味、「究極の賭け」といえます。もちろん、超悪性でなければ、ホルモン剤等を適切に使用すれば延命は期待できると思いますが、お兄様のがんが悪性の中でもどの程度のものなのか、グリソンスコア等の数字のデータとは別に見極める必要があると思います。
それと病院選びは大変重要です。誠実で患者一人ひとりに合った治療を考えてくれる丁寧な医師が良いです。また、信頼できて違った角度から意見を言ってくれるセカンドオピニオンがいると尚良いです。転移がある場合、前立腺以外の臓器も見ていかないいけませんので、院内で他の診療科と連携できる病院や主治医を探してください。泌尿器科は外科医が多く、外科医の薬物治療には限界があることから、がんへの薬物治療に特化した「腫瘍内科」を新たに創設する病院も増えています。泌尿器科と腫瘍内科、その他の診療科が連携して治療に当たってくれる病院がベストだと思います。表向き「連携している」と声高に言っていても、実態としてできていない病院もありますので、気をつけてください。
お兄様も相当ショックを受けられていると思いますが、まずは、患者本人が病気と向き合い、患者としての哲学や死生観を持たないと、今後の治療方針も決まらないですし、良い方向にも行きません。お兄様がそうなれるよう是非励ましてあげてください。
私もネットや書籍等を読み、参考になったことがたくさんありましたが、同時に参考にならなかったこともたくさんありました。患者が100人いれば、100通りの治療があります。お兄様に合った治療とは何か? それをお兄様を始め、ご家族や医療関係者みんなで、これから禅問答のように考えていくのだと思います。
転移のある患者さんの日記ですと以下が参考になると思いますのでご紹介します。
↓
末期がんからの生還
http://www18.ocn.ne.jp/~gankoku/index.html
晩期ガンからの生還
http://akiraichishima.blogspot.jp/
超悪性の前立腺がんで、PSA5、グリソンスコア9、D2、(骨と肺に転移)の60歳台の父を亡くした家族の者です。
父の場合、ホルモン療法が1年過ぎたあたりで効き目が悪くなり、その後、急速に病状が悪化、薬剤の変更をして試行錯誤している中、薬や食べ物が喉を通らなくなり入院、1ヵ月後に亡くなりました。
超悪性の前立腺がんでは、ゆっくり病気が進行してくれませんので、現行のホルモン治療が効かなくなったから、次はこれ、とやっている時間的猶予がないのが実情です。2年先の延命を考えるなら、初期に思い切ったこと(抗がん剤の投与、徹底的な食事療法等)をやらないと延命の可能性が見えないというのが私の感想です。但し、初期に抗がん剤を投与した場合、数日後に亡くなられた方もいるそうですから、必ず良い結果が出るわけではありませんし、(初期抗がん剤投与は)ある意味、「究極の賭け」といえます。もちろん、超悪性でなければ、ホルモン剤等を適切に使用すれば延命は期待できると思いますが、お兄様のがんが悪性の中でもどの程度のものなのか、グリソンスコア等の数字のデータとは別に見極める必要があると思います。
それと病院選びは大変重要です。誠実で患者一人ひとりに合った治療を考えてくれる丁寧な医師が良いです。また、信頼できて違った角度から意見を言ってくれるセカンドオピニオンがいると尚良いです。転移がある場合、前立腺以外の臓器も見ていかないいけませんので、院内で他の診療科と連携できる病院や主治医を探してください。泌尿器科は外科医が多く、外科医の薬物治療には限界があることから、がんへの薬物治療に特化した「腫瘍内科」を新たに創設する病院も増えています。泌尿器科と腫瘍内科、その他の診療科が連携して治療に当たってくれる病院がベストだと思います。表向き「連携している」と声高に言っていても、実態としてできていない病院もありますので、気をつけてください。
お兄様も相当ショックを受けられていると思いますが、まずは、患者本人が病気と向き合い、患者としての哲学や死生観を持たないと、今後の治療方針も決まらないですし、良い方向にも行きません。お兄様がそうなれるよう是非励ましてあげてください。
私もネットや書籍等を読み、参考になったことがたくさんありましたが、同時に参考にならなかったこともたくさんありました。患者が100人いれば、100通りの治療があります。お兄様に合った治療とは何か? それをお兄様を始め、ご家族や医療関係者みんなで、これから禅問答のように考えていくのだと思います。
転移のある患者さんの日記ですと以下が参考になると思いますのでご紹介します。
↓
末期がんからの生還
http://www18.ocn.ne.jp/~gankoku/index.html
晩期ガンからの生還
http://akiraichishima.blogspot.jp/