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新薬の使い方に関して
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/09/16(火) 11:55:53 No.4605 [返信]
眞さんご紹介のサイトにも新薬の使い方に関しての専門医の見解がでていますが、
以下は近畿大学病院泌尿器科植村教授のメディアセミナー(ヤンセン・アストラゼネカ、サノフィ)に関する
複数の解説記事をベースに、”ひげの父さん”が脚色をくわえ、できるだけわかりやすく編集しなおしたものです。
製薬会社主催のメディアセミナーなので、完全に無色透明の内容とは言い難いかも知れませんが、
まだ治療経験の不足する現時点においては、このあたりが基本的な考え方にならざるを得ないでしょう。
従来のホルモン療法ではドセタキセル以降の手詰まりが最大の問題点であったわけですが、
この突破口となるのが、これらの新薬の承認であり、もう一つは従来の治療法の見直しといえるでしょう。
ASCO2014で注目された発表(第Ⅲ相臨床試験)ですが、ホルモン感受性の転移性前立腺癌に対しては、
従来のホルモン療法にドセタキセルを併用すれば、著しくOS(全生存期間)が延びることが判明しました。
CRPC(去勢抵抗性前立腺がん)以前の段階でも、別の選択肢の可能性が見えて来たということなので、
これらも含めて考えると、今後のホルモン療法は一気に選択肢が多様になってくるわけで、
薬物療法に依存せざるをえない患者にとっては、2014年はまさに新しい時代の夜明けと言っても
過言ではないと思っています。(米国よりは3年ほど遅れていますが)

                    *

前立腺がんには、外科的去勢や薬物去勢が施されるが、アンドロゲン分泌が抑制されているにもかかわらず、
病勢が進行する状態をCRPC(去勢抵抗性前立腺がん)と呼ぶ。
早期のCRPCでは、抑制しきれていない副腎や前立腺がん細胞自身で作られるアンドロゲンにより、
前立腺がんが悪化するため、さらにアンドロゲンを徹底的に抑制することが重要となる。

2014年、我国ではエンザルタミド、アビラテロン(ホルモン療法剤)、カバジタキセル(抗がん剤)が相次いで承認され、
CRPC治療は新しい時代を迎えようとしている。
エンザルタミド(イクスタンジ)は、アンドロゲン受容体への結合を阻害する働きのほか、アンドロゲン受容体の
核内移行とDNA結合を妨げ、活性化補助因子の動員を抑制する。
アビラテロン(ザイティガ)は、アンドロゲン合成酵素のCYP17活性を阻害する全く新しい作用機序の薬であり、
早期のCRPCに対して、精巣・副腎・前立腺がん組織のすべてでアンドロゲン合成を抑制することにより、
予後の改善が期待される。

しかしながら、CRPCにおける細胞増殖には、アンドロゲン非依存性の経路が存在するため、
いずれホルモン療法によるアンドロゲン除去に抵抗性が生じてくる。
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