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Reebさん
投稿者:SANZOKU 投稿日:2014/08/31(日) 09:00:18 No.4509 [返信]
9月1日は明日ですね。

実はトリモダリティにもいろいろあるのですよ。小線源にも沃素125シード線源を永久的に埋め込むもの(LDR)とイリジウム192線源を一時的に挿入するもの(HDR)があります。また組み合わせる外照射にも3D-CRT、IMRTなどがあります。事前、事後のホルモン治療の薬剤や期間もいろいろあります。それらを組み合わせた治療をトリモダリティと総称しています。ですからその内容は病院によって少しづつ異なっており、たとえ同じ組み合わせであっても技術の差などで、トータルでどの程度の治療成績を挙げているかは病院に伺うしかないでしょう。ただこの成績も患者の病状判定の違いや、患者のスクリーニングなどで数字は異なってくるので、一概に数字のみでは分からないところがあります。小線源と外部照射はこの順で行うことが多いですが、逆のこともあります。

以前はこのような組み合わせの治療はなかったので、ハイリスク患者に対してIMRT単独の治療がなされていたりしたわけですが5年非再発率は50~60%でした。
http://brachy.jp/message/evidence-brachytherapy3/01.html

ですから主治医の仰ることはそれほど的を外していないと思います。ただトリモダリティについて全く触れていないので、そのことをご存じないか、自分のところでできないので黙っているか、私が「病院の持ち駒」というタイトルで書いた事情があるのだと思います。「小線源は悪性度が高いので効かない」という発言も「小線源単独では」と言い換えるべきです。ここで間違ってはいけないことは、小線源はハイリスクに効かないのではなくトリモダリティ治療では小線源こそがメインプレーヤーであり外部照射やホルモン治療は補助であることです。主治医の言い振りからすると「ハイリスクでは小線源のみならず他の治療法も効かない」と付け加える必要があると思います。

ですからホルモン治療を続けるなら別ですが、その病院でIMRT治療を受けることもあまり勧められません。根治療を受けるつもりなら直ぐにひげの父さんに直メールを出して、具体的な治療機関を相談されて明日の診察ではその病院宛の紹介状を書いて貰う手筈を整えられるのがよいのではないでしょうか・・・。セカンドオピニオンではなく紹介状です。もちろん生検や諸検査のデータを含めてもらいます。
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