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中リスク小線源治療単独
投稿者:スワ狂 投稿日:2014/08/29(金) 20:35:17 No.4505 [返信]
眞さん

ご参考になるか分かりませんが、下記情報共有させて頂きます。

最新医学社「内分泌4 前立腺癌」改訂第二版、小生も参考にしました。
P155~P163のT医療センターS先生の小線源治療パートに、中リスク小線源治療につき最新の状況が記述されています。GS3+4、PCR<30%でT医療センターの標準プロトコルでは小線源は単独治療と実際にセカンドオピニオンでうかがいました。

金原出版「新版 前立腺癌放射線治療のすべて」P183~P190のJ医科大A先生のパートでも、中リスク治療としての小線源治療が詳述されており、GS3+4、PCR<30%のケースでの小線源単独治療に関して、客観的で納得力のある議論が展開されています。ひげの父さんが言われたように、小線源治療単独でも十分な線量が確保出来る医療機関が、GS3+4に限りその他治療法との併用から、小線源単独に治療プロトコルを変更しています。

J医科大M先生のご説明では、10年以上前にLDR-BTが導入されてから現在までに目覚ましい技術進歩があり、有害事象を増悪させず、十分な線量が得られるようになった。(先生ご自身も、経験知が蓄積されたこの五百例に関しては、相当のノウハウを掴まれたと言われていました。)確かに中リスクのエビデンスは、ホルモン療法併用や外部照射併用のデータと小線源単独のデータが混在しているものが多いが、J医大の近年のデータでは、GS3+4、PCR<30%のケースであれば、8年非再発はほぼ90%との事でした。(T医療センターでも同様の数字をセカンドオピニオンで説明頂きました。)

一般的に言われている8年非再発率等は、外部照射であれ、小線源であれ、医療機関間に大きなバラツキがあり、同じGS7でも、3+4と4+3の間に相当の差異があるようですので、眞さんの病状に対して具体的な治療実績が十分にある医療機関での、個別説明を受けられて意思決定の参考にされるのが宜しいかと存じます。
(みっと、もうそうされていると思いますが。)

是非眞さんにとって、最良の医療機関、最良の先生に巡り合われ、根治されます事をお祈り申し上げます。治療法は異なっても、同様な病状を克服して、元気に東京五輪を迎えられるよう、頑張って参りしょう!

他の中リスク患者の方々が、もしこれを読んで下さり、少しでも参考にして頂けましたら、こんなに嬉しい事はありません。

スワ狂 拝
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