高リスクでも完治するか?
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/08/26(火) 14:29:35 No.4484
[返信]
ランナーさんとクレオさんのやりとりで、「ハイリスクの前立腺がんは完治するか」という話題が出ていました。
これについては、なんどか言って来たつもりですが、
ハイリスクの限局がんに限らず、浸潤がんも(画像検査等で転移がないことが前提ですが)
基本的には完治が狙えると考えても良いと思います。
ただ、その確率は次のように後ろに行くほど高くなります。(全体的な平均値)
手術<IMRT(IGRT)<外部照射併用の小線源療法
IMRTと言えば、ハイリスクであれば、最低でも76Gy以上が必要ですが、
我国ではそれ未満のところも多いので、一律にIMRTが良いということは言えません。
事実、医療機関によっては、ネット上で「IMRTより手術のほうが成績が良い」と公表しているところもあったりします。
トリモダリティという用語は、まだあまり一般的ではありませんが、
「小線源療法+外部照射+ホルモン療法」の3つの技法を重ねることを意味し、
照射線量では、IMRTなどの外部照射や小線源単独治療を大きく上回る線量を当てることができるのですが、
これが確実にこなせるというのは、小線源療法をやっている医療機関のまだトップクラス1~2割のことであり、
小線源療法全体でみれば、まだまだ確固たる評価が定まっているとはいえないのが我国の現状でしょう。
泌尿器科医に説明を聞くと、小線源療法とは低リスク(と一部中リスク)が対象であり、高リスクには不向きであるという
解説をされることが多くて、外部照射の併用というのは、その限界を補うためのものとしか捉えられておらず、
トリモダリティなんて言おうものなら、それはなんぞやと問い返されることが多いと思います。
NCCN(米国を代表するガイドライン)では、IMRTと並んでハイリスクの標準療法の一つとなっているのですが、
我国で実際に診療にあたっておられる先生の多くは、海外事情なんてほとんど関係がないわけです。
小線源療法に外部照射を加えることで、照射線量が飛躍的に増大し、これがハイリスクの再発を抑えることに繋がり、
シード(線源)を前立腺の外周にそって配置すれば、浸潤のある範囲もほとんどカバーすることが可能なわけですが、
これらのことは、あまり知られておりませんし、これをきっちりできる医療機関もまだ限られているのが現状です。
これについては、なんどか言って来たつもりですが、
ハイリスクの限局がんに限らず、浸潤がんも(画像検査等で転移がないことが前提ですが)
基本的には完治が狙えると考えても良いと思います。
ただ、その確率は次のように後ろに行くほど高くなります。(全体的な平均値)
手術<IMRT(IGRT)<外部照射併用の小線源療法
IMRTと言えば、ハイリスクであれば、最低でも76Gy以上が必要ですが、
我国ではそれ未満のところも多いので、一律にIMRTが良いということは言えません。
事実、医療機関によっては、ネット上で「IMRTより手術のほうが成績が良い」と公表しているところもあったりします。
トリモダリティという用語は、まだあまり一般的ではありませんが、
「小線源療法+外部照射+ホルモン療法」の3つの技法を重ねることを意味し、
照射線量では、IMRTなどの外部照射や小線源単独治療を大きく上回る線量を当てることができるのですが、
これが確実にこなせるというのは、小線源療法をやっている医療機関のまだトップクラス1~2割のことであり、
小線源療法全体でみれば、まだまだ確固たる評価が定まっているとはいえないのが我国の現状でしょう。
泌尿器科医に説明を聞くと、小線源療法とは低リスク(と一部中リスク)が対象であり、高リスクには不向きであるという
解説をされることが多くて、外部照射の併用というのは、その限界を補うためのものとしか捉えられておらず、
トリモダリティなんて言おうものなら、それはなんぞやと問い返されることが多いと思います。
NCCN(米国を代表するガイドライン)では、IMRTと並んでハイリスクの標準療法の一つとなっているのですが、
我国で実際に診療にあたっておられる先生の多くは、海外事情なんてほとんど関係がないわけです。
小線源療法に外部照射を加えることで、照射線量が飛躍的に増大し、これがハイリスクの再発を抑えることに繋がり、
シード(線源)を前立腺の外周にそって配置すれば、浸潤のある範囲もほとんどカバーすることが可能なわけですが、
これらのことは、あまり知られておりませんし、これをきっちりできる医療機関もまだ限られているのが現状です。