私は全摘がすべて悪くて放射線が全て良いとは思いません。
全摘という言葉は全てを摘出するというイメージですが、実際は前立腺を貫通する尿道近くを取り切るのは難しいのだと思います。またハイリスクの場合は画像では見えなくとも周りの臓器への浸潤があるケースが多く、摘出してもその部分は取り切れないことがあるようです。
一方放射線はメスで切り取るみたいに境が明確にならないので、その分前立腺周囲の5mmくらいまで効果が及ぶという点が再発を少なくしているのではないでしょうか。最近はハイリスクに対して外部照射と小線源を併用しそれぞれのメリット、デメリットを補完するトリモダリティという治療が良い成績を収めているようです。
手術に比べると後遺症も少ないと言われていますが、それぞれの後遺症は特有のものがあるので一概に比べられるものではないかもしれません。
総じて考えると放射線は非再発率と術後後遺症で比較的良い成績を収めつつあるのですが、個別のケースでは手術の方が良かったということもあるでしょう。私が根治療を受けられるとしたら放射線を選びます。残念ながら骨転移の疑いを晴らさない限り私にはその選択肢がないのですが・・・。
ただ手術にしても放射線にしても病院選びは非常に大切なポイントです。下手な放射線は上手な手術に及ばないし、その逆も真なりです。ここは押さえておくべきポイントですね。
全摘という言葉は全てを摘出するというイメージですが、実際は前立腺を貫通する尿道近くを取り切るのは難しいのだと思います。またハイリスクの場合は画像では見えなくとも周りの臓器への浸潤があるケースが多く、摘出してもその部分は取り切れないことがあるようです。
一方放射線はメスで切り取るみたいに境が明確にならないので、その分前立腺周囲の5mmくらいまで効果が及ぶという点が再発を少なくしているのではないでしょうか。最近はハイリスクに対して外部照射と小線源を併用しそれぞれのメリット、デメリットを補完するトリモダリティという治療が良い成績を収めているようです。
手術に比べると後遺症も少ないと言われていますが、それぞれの後遺症は特有のものがあるので一概に比べられるものではないかもしれません。
総じて考えると放射線は非再発率と術後後遺症で比較的良い成績を収めつつあるのですが、個別のケースでは手術の方が良かったということもあるでしょう。私が根治療を受けられるとしたら放射線を選びます。残念ながら骨転移の疑いを晴らさない限り私にはその選択肢がないのですが・・・。
ただ手術にしても放射線にしても病院選びは非常に大切なポイントです。下手な放射線は上手な手術に及ばないし、その逆も真なりです。ここは押さえておくべきポイントですね。