おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
OZFPさん
投稿者:SANZOKU 投稿日:2014/05/19(月) 22:13:04 No.4266 [返信]
ドセタキセルは私も使用したくない薬です。しかしその使用も視野に入れて研究しています。仮に使用するならと調べたところ、低用量で通常用量と同じ効果という参考文献に至った訳です。低用量ですので副作用は少ないそうですが、それを補うためにデキサメサゾンを使用するので、その副作用に注意を払う必要があるというものです。

これと話は変わりますが前立腺癌の薬物療法の中に抗炎症薬が挙げられています。この薬の機序が分からなかったのですが、この文献にはその説明があります。確かにエンザルタミドの限界としてアンドロゲン受容体を完全ブロックしてもステロイド受容体を介して癌増殖信号が伝わるということが記されていますが、デキサメサゾンは実際に使用されて効果をあげているケースがあるので癌抑制効果の方が大きいのだと理解しています。

抗炎症薬は最近もう一つささやかれている事があります。それは癌幹細胞の抗癌剤耐性をブロックする効果や、休眠状態から目覚めさせて抗癌剤の効果を大幅に改善するというものです。ただ現在は前立腺癌においてどの抗炎症薬やリューマチ治療薬や鎮痛剤がそれらの効果を発揮するのか定かでないことです。ですが何かこのあたりに鍵がありそうな気がしています。

以前にも述べましたが、全ての薬剤治療には耐性が付きまとうので、自分は耐性が生じる前に、早めになるべく機序の異なる薬剤を投入し、それらを循環的に使用する方が良いのではないかと思っています。もしかするとエジソンさんが早めに抗癌剤に挑戦されたのは慧眼であったかもしれないと思っています。こちらは徹底的にタキソテール(ドセタキセル)で治療された方のブログですが、すでにご存じでしょうか。

http://18858.webspace.ne.jp/diary/
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -