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前立腺がん治療とマラソン
投稿者:ランナー 投稿日:2014/02/19(水) 12:40:19 No.4075 [返信]
・PSA : 9.96 (2013年2月)
・ステージ(病期) : B2 ,T2C
・GS(グリソンスコア) : 高分化 6
・主たる処置法 : 小線源療法+外部放射線治療
・年齢 :65歳
・健康状態 :良

前立腺がんマーカーであるPSA値が2012年秋の健康診断で、突然と半年間で2.0上昇し、8.3になっていたことがわかりました。そこで生検を受け、2013年初にがんがあることが判明しました。
マラソンを24年間続けていましたので、間寛平さんの例を参考に、走り続けられる治療方法を検討しました。近くの大学病院で小線源療法をやっていることを知り、この方法であればマラソンを続けられると思い、大学の先生に相談し、治療方法を小線源+外部放射線とすることになりました。
完治の観点から、ホルモン療法の組み合わせも考慮されたのですが、マラソンを走るための筋力低下が懸念されました。2013年5月のPSA値が7.6に低下していたので、ホルモン療法を組み合わせないことで治療することになりました。
待機患者が多く、8月13日に小線源療法と9月30日から外部放射線治療を受けることになりました。小線源治療は3泊4日の入院。前立腺肥大で57ml有り、シード100個の留置となっています。
治療部の腫れなどで2週間休養後、マラソンの練習を再開し9月は約350km走りました。副作用は多少の頻尿のみで走ることに全く問題無し。10月に入り、毎日、外部放射線の通院治療を受けたのですが、徐々に頻尿と頻便の問題がでてきて、いっきに長い距離を走り続けることができなくなりましたが、トイレ休憩をとりながら練習は継続。これ以外は疲労感が少しましただけで済みました。10月の走行距離は約300km。
外部放射線治療終了直後の10月27日に半年前に申し込んでいた大阪マラソンに出場。スタートラインに立つまで、当日何回もトイレに行き、準備。しかしスタート直後尿意があり、3.5km地点でトイレ。体調を考え、完走できるペースで走りました。32.5km付近で腰が重たくなりトイレに行き、トイレは2回で済みましたが、少し水分補給を控えめにしてきたので体内水分不足気味で走ってきました。35km過ぎた辺りから疲労感が徐々に出てきて、南港大橋の坂を上ったところがピークに達しました。そこで3時間45分のペースランナーに追いつかれ、励まされ、付いて走り、気分を立て直し、残り3kmをペースアップし、ゴール出来ました。体調が万全でない状況で、3時間42分で完走。去年より約18分遅いタイムでしたが満足できる結果でした。
排尿は通常生活では1.5時間に1回で、就寝中の起床排尿は1回です。そんなに生活に影響することはありませんが、マラソントレーニングにおいて走り始めは頻繁に尿意を催します。約25分に1回、しかし4回ほど出たら落ち着きます。よって一度に休まず長距離を走ることができず、またトレーニングする場所がトイレのあるコースに限定されてしまいます。排便は通常、起床時1回、朝食後1回、昼食後1回の1日3回に落ち着きました。夕食後1回を加えた1日4回の時もあります。
マラソン大会出場の時はスタート前まで、レース中にトイレに駆け込まなくて済むように、準備しています。
スタート4.5時間前に起床後トイレ、4時間前に朝食、食後トイレ、2時間前に電車内トイレ、また大会会場でスタート1時間前にトイレ使用。30分前に排尿でレース中の尿意、便意は無くなりました。
順調にフルマラソンのタイムを短縮して、12月23日の加古川マラソンでは3時間27分を達成し、全日本マラソンランキング 65歳の部で50位を望めるところまできました。昨シーズンと比較して1分弱遅くなっていますが、加齢に伴うものが主なものと考えられますが、トレーニング不足の影響もあると思っています。頻繁な尿意でトレーニングの中断をたびたびしなければならないことで発生している部分も考えられます。
1月末のPSA値は2.04で順調に低下しています。

前立腺がんを患ったランナーの参考になればと思い投稿します。
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