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トリモダリティ治療
投稿者:KTじーさん 投稿日:2014/01/04(土) 10:24:33 No.3974 [返信]
はじめまして、トリモダリティ治療を受け 約5年が経過した高リスク前立腺癌の
生還者として体験を投稿させていただきます。
私(当時67歳) は、S県のH市に住んでおり軟式野球の監督兼役員をしており、ずっと活動的な生活をしておりました。
2008年2月5日スポーツニッポン新聞社の表彰式(永年の功績をたたえ受賞)に出席後、帰りのJRの車内で排尿をしたくても出ない状態(尿閉)になり、とても苦しみ、帰宅後救急で市内の病院で導尿を受けました。翌日、以前から血尿もありH市立病院泌尿器科を受診したところ、PSA検査で30ng/mlと数値が非常に高い値であることがわかりました。尿閉によるPSA上昇の影響も考え、期間をおいてPSAを再検査してみましたが 依然として30ng/ml近くあり、診察でも前立腺の左側に固いしこり(がん結節)があるといわれました。そこでH市立病院で4月28日に入院し、針生検、膀胱鏡、CT(造影剤)の検査を受けました。生検の結果はグリスンスコア4+4=8 でステージはT3aと診断されました。
その際、まだ年齢が若いという理由で全摘手術を勧められましたが何となく気持ちが進まず、それ以降毎日、暗く落ち込む日々が続いていました。
その頃、S医科大学病院のブラキセラピ治療について紹介をもらい、5月末にO先生の診察を受けました。O先生の見立てでは高リスク前立腺癌であるが、転移さえなければトリモダリティ治療(短期のホルモン療法に小線源と外部照射を組み合わせた超高線量放射線治療のこと)により高い確率で完治が得られるとのことでした。
今後共一切をO先生にお願いし、委ねていくこととし、7月からホルモン療法を行い、翌年(2009年)4月6~9日に3泊4日の入院による小線源手術を受けました。最初は思っていたよりも入院期間も短く、術中・術後も苦にならず、退院日はそのまま会社に直行して午後から勤務をしました。
1ヵ月後から外部照射(放射線)治療が始まり、合計27回を以て終了しました。
私の癌のリスクが高く、小線源(シード線源)や放射線回数を人よりも多く治療して頂きました。
外部照射中と直後は、膀胱刺激による多少の尿もれがありましたが、その後は、激しいスポーツをしても気になる所もなく、現在は5年弱経過して PSA=0.058ng/ml とどんどん低下が続いています。O先生からはあと100年生きてもまず再発はないはずと保証していただきました。
術後から4年8ヵ月が経ち、会社は71歳で退職しましたが、現在、排尿、排便を含め身体的問題は何一つなく、軟式野球の役員(県理事)、審判員、監督と以前通り行って、日常の生活を支障なく元気で送っています。
この病気に関して、O先生には最初からいつも優しく分かりやすく説明と診察をして頂き迷うことなく、安心して治療に専念出来ました。気がついたら23回診察を受けたことになります。
O先生は、前立腺癌治療では多種多様の治療方法があふれているけれど、とにかく最初の治療で完治するかどうかがきわめて大事であることをいつも強調されています。
高リスク前立腺癌と診断されてもあきらめずに、ひとりでも多くの腺友仲間がよい治療にたどりつかれますよう祈っています。
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