animoさんからコメントのあった東北4施設のデータを、もう少し判りやすい形で、一覧表にまとめてみました。
生検や画像などのデータを見ながら「あなたは限局がんです。ならば手術が一番」と言われることが多いと思うのですが、
それがほんとうに「限局がん」である確率は、思いのほか低いわけです。
専門医ならもちろんそれは判っているわけですから、見方によっては「情報を伝えない」という消極的な手段で、
患者を欺いていると言えなくもありません。
「取ってしまうのが一番確実」という医師の言葉を、素直に聞いてしまうわけですね。
土地取引だったら「重要事項説明書」というものがあり、これにはたとえ取引上不利となる情報であっても、
全てのことが書かれなければならないとされており、
知識の乏しい購入者が取引上の過誤によって損害を被ることを防止しているわけですが、
臨床病期で「限局がん」であっても、実際「限局がん」である確率は、
低リスクがんを除けば、相当低い(半分以下も珍しくない)ということです。
しかし、このことは、医療の世界では説明義務のある「重要事項」とは認められていないわけですね。
治療法の良し悪しの解説は、それぞれの医師の裁量に任されているのが現実ですが、
多くの医師は、患者にそのことを伝えようとしません。
がん情報サービスがこのたび改訂されましたが、改訂後もこうしたことにはやはり触れていませんね。
土地取引で不慣れな購入者を保護するしくみがあるように、
医療の世界でももっと患者を保護するしくみが必要ではないでしょうか。
<補足>
まず、リスク分類の方法ですが、ここではD'Amico分類を用いています。
すなわち、対象はすべて限局がんであり、ここで言う中リスクと高リスクを含めたものが、
NCCN分類による先の小線源療法の発表(学会発表2)で言えば、すべて中リスクとなるわけです。
「臨床(生検)」時のグリーソンスコア(GS)が「病理検査」の時には、ほとんどそのグレードがアップしていますね。
生検では一部しか採取できないため、これは止むを得ない面もあるでしょう。
しかし問題は、こうした限局がんであっても、術後多くの断端陽性や被膜外浸潤が見つかることですね。
放射線治療をうまくやればこれらの多くを再発させずに治すことができるのですが、
手術の場合には、断端陽性や被膜外浸潤が見つかれば、そのほとんどが再発と結び付いてしまいます。
生検や画像などのデータを見ながら「あなたは限局がんです。ならば手術が一番」と言われることが多いと思うのですが、
それがほんとうに「限局がん」である確率は、思いのほか低いわけです。
専門医ならもちろんそれは判っているわけですから、見方によっては「情報を伝えない」という消極的な手段で、
患者を欺いていると言えなくもありません。
「取ってしまうのが一番確実」という医師の言葉を、素直に聞いてしまうわけですね。
土地取引だったら「重要事項説明書」というものがあり、これにはたとえ取引上不利となる情報であっても、
全てのことが書かれなければならないとされており、
知識の乏しい購入者が取引上の過誤によって損害を被ることを防止しているわけですが、
臨床病期で「限局がん」であっても、実際「限局がん」である確率は、
低リスクがんを除けば、相当低い(半分以下も珍しくない)ということです。
しかし、このことは、医療の世界では説明義務のある「重要事項」とは認められていないわけですね。
治療法の良し悪しの解説は、それぞれの医師の裁量に任されているのが現実ですが、
多くの医師は、患者にそのことを伝えようとしません。
がん情報サービスがこのたび改訂されましたが、改訂後もこうしたことにはやはり触れていませんね。
土地取引で不慣れな購入者を保護するしくみがあるように、
医療の世界でももっと患者を保護するしくみが必要ではないでしょうか。
<補足>
まず、リスク分類の方法ですが、ここではD'Amico分類を用いています。
すなわち、対象はすべて限局がんであり、ここで言う中リスクと高リスクを含めたものが、
NCCN分類による先の小線源療法の発表(学会発表2)で言えば、すべて中リスクとなるわけです。
「臨床(生検)」時のグリーソンスコア(GS)が「病理検査」の時には、ほとんどそのグレードがアップしていますね。
生検では一部しか採取できないため、これは止むを得ない面もあるでしょう。
しかし問題は、こうした限局がんであっても、術後多くの断端陽性や被膜外浸潤が見つかることですね。
放射線治療をうまくやればこれらの多くを再発させずに治すことができるのですが、
手術の場合には、断端陽性や被膜外浸潤が見つかれば、そのほとんどが再発と結び付いてしまいます。
