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学会発表-2
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/03(日) 00:17:29 No.3828 [返信]
我国で小線源療法が始まったのは2003年。今年で10年が経過し、小線源療法をリードしてきた東京医療センターの
過去9年間の長期成績がプレナリーセッションとして発表されました。(レビュー:斉藤Dr、発表:矢木Dr)
 ・低リスクと中リスクの一部(中の低)には小線源療法単独・・・初期の3年ほど:144Gy、それ以降:160Gy
 ・高リスクと中リスクの一部(中の高)には外照射併用・・・小線源療法:100~110Gy、外照射:45Gy
■内容(リスク分類はNCCNによる)
9年全生存率=91.0%、9年疾患特異的生存率=99.4%
9年非再発率=90.6%(データ分析による内訳は以下の通り)
 ・低リスク   中リスク   高リスク
   97.7%    88.7%    76.7%
 ・PSA10未満   PSA10~20   PSA20超
   93.4%    87.7%    77.7%
 ・GS 6未満   GS 7     GS 8以上
   94.1%    89.7%    78.5%
 ・病期T1c    病期T2     病期T3
   95.3%    82.2%    83.3%
 ・34%未満   34~50%   51~75%   75%以上(生検コア陽性率)
   94.4%    86・9%    89.2%   71.8%

■結論
小線源療法の長期治療成績は非常に良好で、推奨すべき治療法であると考えられた。
小線源療法は低リスクのみならず、中間リスクや高リスクでも選択されるべき治療法と考えられる。

<参照>http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/jsco2013/201310/533260.html&cnavi=1

<補足>NCCNのリスク分類というのは、T2b~T2cが中間リスクとなるので、ここまでが限局がん。
浸潤がんであるT3は高リスクに分類されます。
中間リスクでも、GS 3+4=7 かつ 陽性コア数1/3以下 なら小線源単独。
それを越える場合は、外照射を併用しています。
9年非再発率=90.6%というのは、高リスク(浸潤がん)を含んだ成績ですから、
これは極めて良好と言えるでしょう。

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