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RE:藤野邦夫著陽性率もありかな
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/07/22(月) 11:14:49 No.3549 [返信]
 animoさん
この掲示板をご覧になっている方への情報提供という意味もあるので、もしご存じの話なら読み流してください。
細胞が悪性腫瘍であるか正常細胞であるかの判断は、はっきり2分されているわけではなく、多くの中間状態が存在します。
モノクロのグラジュエーションを見せられて、それを白と黒に分けろと言われれば、かなり悩むと思うのですが、
病理判定というのはおよそこのようなものだと思うのです。
それを「無理やり」5つのパターンに分類し、どれに該当するかを判定するのは、臨床医には無理で、
顕微鏡で細胞の形を見慣れている病理医の仕事ということになります。
でも、病理医だって人間ですから、人によって判定が異なることも十分ありえます。
グリーソンスコアも厳密に言えば、採取されたコアサンプル毎に異なっており、正確にはその全数について、
どの位置で採取したサンプルにどの程度のがんがあるか、あるいはないかを知るわけです。
本来のグリーソンスコアは、腫瘍が検出されたサンプルの番号すべてについて、次のように表記されます。
     番号 第一パターン 第二パターン GS
     #2     3  +  4  =  7,  占拠率40%(or 腫瘍長10mm)

ただ、それでも採取した位置によって、結果が変わってしまいます。
患者としては、この辺りも含めてあまり断定的に捉えずに、ある程度幅をもって考えたほうが良いのかも知れません。
今回のanimoさんのケースは、かなり診立てが変わったようですが、治療後にやっぱり進んでいたと言われるよりは、
先に言われたほうが安全側ですから、よほどましですよね。(^^)>

生検個所数は、昔は6個所で良いとされていましたが、近頃はもう少し多めで、
10~12個所ぐらいが増えてきたように思います。
ただ、がんの可能性とか病状を予測しながら本数をコントロールする場合もあるので、
必ずしも多ければ良いと言うことでもありません。

できるだけ精密にやろうと思えば、MRIなどを併用した多個所立体生検とやり方を用いれば、
腫瘍の位置を、より詳しく3次元的に把握することができるわけですが、これはどこでもできる技ではありませんし、
すべての患者にそうしたやり方を実施するというのも、効率上あるいは病院の経営上?問題があり、
画像検査等の事前情報でその必要性を判断し、必要と思われる場合にのみ行うというケースが多いのではないでしょうか。
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