尿閉とPSAの大幅上昇について何度も説明をいただき、ありがとうございました。
ホルモン療法でがん細胞は死ぬのか、というご質問ですが、
1)がん細胞が「仮死状態に陥り」一定期間経過後また眼をさますのか、
2)がん細胞の多くが死んで勢力が弱まるものの、一定期間経過後また新たな勢力が助太刀にあらわれるのか、
専門書などをみる限りにおいては、どうやら(2)が正解のように思われます。
事実、ホルモン療法を行った後の手術で摘出した前立腺がんを調べてみると、
半分以上がアポトーシスに陥っている(死んでいる)症例が40%ほど見つかり、
たまに、がん組織が消滅しているものも発見されるとか。
骨転移巣がホルモン療法で消滅したという話も聞きますので、
「どうせがん細胞は死なない」と思ってホルモン療法を軽視する必要はなさそうです。
また、ホルモン療法の有効性を白人と日系人で比較した場合、生存率は日系人の方が良好であるというデータもありますし、
ホルモン単独療法の患者を10年間追跡調査したところ、その全生存曲線は、同年齢の期待生存曲線とほぼ一致するというデータもありますから、
ホルモン療法にもそれなりの価値があると言えそうです。
ただ、米国では性機能障害を嫌う傾向が強いことと、ホルモン療法の効果の人種差もあって、
限局がんではホルモン単独療法はほとんど用いられておりません。
ホルモン療法でがん細胞は死ぬのか、というご質問ですが、
1)がん細胞が「仮死状態に陥り」一定期間経過後また眼をさますのか、
2)がん細胞の多くが死んで勢力が弱まるものの、一定期間経過後また新たな勢力が助太刀にあらわれるのか、
専門書などをみる限りにおいては、どうやら(2)が正解のように思われます。
事実、ホルモン療法を行った後の手術で摘出した前立腺がんを調べてみると、
半分以上がアポトーシスに陥っている(死んでいる)症例が40%ほど見つかり、
たまに、がん組織が消滅しているものも発見されるとか。
骨転移巣がホルモン療法で消滅したという話も聞きますので、
「どうせがん細胞は死なない」と思ってホルモン療法を軽視する必要はなさそうです。
また、ホルモン療法の有効性を白人と日系人で比較した場合、生存率は日系人の方が良好であるというデータもありますし、
ホルモン単独療法の患者を10年間追跡調査したところ、その全生存曲線は、同年齢の期待生存曲線とほぼ一致するというデータもありますから、
ホルモン療法にもそれなりの価値があると言えそうです。
ただ、米国では性機能障害を嫌う傾向が強いことと、ホルモン療法の効果の人種差もあって、
限局がんではホルモン単独療法はほとんど用いられておりません。